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大耳小耳

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2006年5月3日(水)  二十九日の百周年協会の定期総会に引き続き行われた臨時総会で「樹の会」発起人であり、日本語センター代表の諸川有朋氏は理事会役員選挙に関して、「副理事長団体数を引き上げるなど今の執行部のやり方はおかしい。民主的とはいえない」と厳しい調子で批判。これに対し、原田清選挙管理委員長は、「(引き上げは)『副理事長 ...

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2006年4月29日(土)  「百周年のプロジェクトはいつ決まるんですか?」と地方在住の一世婦人から編集部に電話があった。返答に困った。こちらとしても是非報道したいところだが、何も具体的に決まらないのだから、打つ手がない。指摘しても先生方はどこ吹く風。先日、百周年協会は「広報に重点を置くこと」を広報するというユニークな記者会見を ...

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2006年4月28日(金)  〃アマゾン開拓の父〃上塚司は熊本県出身、神戸商業学校(現・神戸大学)卒業後、衆議院議員にまでなった。上塚周平の従弟にあたる。彼が開設したアマゾニア産業研究所の試験場で丈が他より高く、枝が出ていないジュート(黄麻)優良種二本が発見され、一本は増水で倒れて水に流されてしまったが、もう一本の茎に付いた十粒 ...

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2006年4月27日(木)  文協改革で今まで五人だった副会長は七人に。しかし現在、約半数の三人が休職という前代未聞の異常な状態だ。松尾治副会長は県連会長就任のためだが、他の二人は十月の統一選挙に関わるため。「運営には支障は無い」と関係者。上手く補完作用が働いているというべきか、元々七人も必要なしと見るべきか。しかし、評議員会に ...

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2006年4月26日(水)  十月に沖縄で予定されている第四回世界ウチナーンチュ大会に向け、現地では準備に余念がない。琉球新報によれば、世界のウチナーンチュのきずなの深さを描いたミュージカル「海から豚がやってきた」の公演や、日本と南米をつないで生放送する「NHKのど自慢」などのイベント案が実行委員会で承認されたという。稲嶺恵一知 ...

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2006年4月25日(火)  二十日の県連総会。高橋、松尾両陣営いずれのシャッパにも入っていないということで、坂和三郎・東京都友会長がこの日の議長に選ばれた。執行部選挙の規程では、両派同数の場合は議長の投票で決まることになっていた。坂和さんのプレッシャーも大きかったことと想像。九票差で松尾氏が勝利したため議長の出番はなく、「おか ...

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2006年4月21日(金)  生徒が順調に増えているスザノ日伯学園。日本語学校の運営に苦しむ地方文協にとって、新しい選択肢を示したといえそう。そこへ行けば、一日子どもを安心して預けられ、コンピューターから英語、日本語も学べる。いくつもの塾を掛け持ちしている子どもを、あっちこっちに車で連れて行く必要がなくなるだけで、親の負担は相当 ...

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2006年4月20日(木)  援協が本部建設に乗りだした。創立五十周年の〇九年の完成を目指すという。文協地下にある診療所を陽の当たる場所に移し、本部と合体させる。分かりやすい上に、中身がある計画だ。メトロ駅や文協に近い好立地なだけに、五階建てなんてケチなことを言わず高層建築にし、上部に日系老人ホームなどを作ってもらえば、さらにい ...

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2006年4月19日(水)  移民県とも言われる広島県が全国に移住を呼びかけている。人口減対策として県外から団塊世代の移住を促す「年金転入者六万人計画」。広島経済同友会の「広島県を考える委員会」を中心に活動しており、首都圏の支店や店舗に「ひろしま移住デスク」を設置し、受け入れ情報などを提供する。同構想策定から四年目となる今年は、 ...

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2006年4月18日(火)  サンパウロ人文科学研究所がブラジル日本移民百周年記念として発行している『人文研究叢書』の第四弾「日系コロニア文芸」(上巻)が来月中旬には出版される見通しだという。清谷益次(短歌)、栢野桂山(俳句)両氏が手掛けたもの。短歌に関していえば、「移民の精神史への試み―短歌作品に汲むもの」と銘打ち、勝組、負組 ...

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