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大耳小耳

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2006年2月2日(木) 福井県のコシヒカリ国際賞を受けたピラシカーバの安藤晃彦さん。現在心を砕いているのはアマゾンの環境問題。トカンチンス河流域に土地を購入し、四カ月に一度、珍しい動物や植物も多い原始林を訪れるのが楽しみだという。密猟者が食肉用に売買する野生動物を買い上げ、自分の土地へ。「動物たちの避難場みたいになっている。将 ...

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2006年2月1日(水)  新学期。この時期が書き入れ時なのが、文房具店。食料品と同様、考えようによっては食料品以上に、必ず買い求めなければならないもの。こどもを持つ家庭の出費はバカにならないという。文房具の値上がりは、おおむねインフレ数値以上だから。学校の教師から必要品リストと文房具店が紹介(指定?)されるらしいが、要は、揃え ...

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2006年1月31日(火)  「中国の侵入」――。そんな見方をするブラジルメディアもあった、先週末リベルダーデ区で行なわれ盛況だった中国の旧正月を祝うイベント。同区の通称は「東洋人街」である。「日本人街」ではないので「侵入」という表現はふさわしくはないのだが、ちょうちんを模した日本的な街灯「すずらん灯」に別の装飾をかぶせていたの ...

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2006年1月28日(土)  ANBA(ノーバ・バンデイランテ射撃協会)は、今年、団体登録二十五周年を迎える。会長の山本恒夫さんは、毎月のように射撃を軸にしたイベントを催すが、もう一つ大切にしているのが「敬老」。イベントごとに何らかのオメナージェンをやる。ほかに歓迎されるのは女性だ。射撃は、手先が器用で、腰が落ち着いている女性の ...

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2006年1月27日(金)  休日に街で記憶喪失の(痴呆症状の)日系高齢女性と出会い、世話しようにも方策がなかったという奈良県人会の高倉尚子さん。援協を頼ろうにも開いていなかったから。二週間近くなっても気が晴れないでいる。あとで、「ペンソン荒木」(サンジョアキン街193)なら、宿泊もさせてもらえ、援協につないでくれる、と知らされ ...

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2006年1月25日(水)  六十歳以上の外国人が今、連邦警察に行って、外国人再登録をやってほしい、と言えば、窓口はどう応対するか。きのう聞いたある例。日本人が「外国に出掛けるので、ぜひ」と頑張った。係官は、それを受け付けず、法令9505号(一九九七年十月十五日付)を記した紙をくれ、問題が起きたらこれを見せなさい、と説明したそう ...

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2006年1月24日(火)  通算で十年間もブラジルに駐在した経験を持つ、JICAの小池主査は「自分史を書いている方は、ぜひ横浜の資料館にも寄贈してほしい。しっかり保存保管することをお約束します」と呼びかけた。寄贈する人は「海外移住資料館宛て」と明記の上、同サンパウロ支所(Japan International Cooperat ...

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2006年1月21日(土)  「カネを持って来い、振り込め」の電話は、今、流行のようだ。リベルダーデ界隈では個人宅、会社に電話がかかる。「(あなたの)ムスコが交通事故を起こした」は定番で、たちの悪いのは「弟を誘拐した」などと言う。おととい、某所に誘拐告知があったとき、当の弟がそばにいた、という間抜けなのがあった。一方で、ある会計 ...

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2006年1月20日(金)  リオ州の百周年事業で日本の凧揚げを招く計画が進んでいる。リオの海岸に日本の大凧が舞う風景を想像すると、興味深い。ちなみに凧の歴史は紀元前四百年前後の中国までさかのぼるらしいが、古代ギリシアとの説もあってはっきりしない。材料となる竹と紙が豊富なアジアには早くから広まったが、ヨーロッパに伝わったのは十五 ...

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2006年1月19日(木)  『婦人之友』の愛読者がつくる「全国友の会中央部」がこのほど、「サンパウロ友の会」を通じて、援協に三十万円を寄付した。毎年恒例の慈善事業だ。援協に寄付を贈る理由の一つは、日本語で領収書を出してくれるため。日系人の役に立っているという実感が湧くのだという。      ◎  十八日正午から秋田県人会で、役 ...

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