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大耳小耳

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2006年1月18日(水)  去る十四日土曜日午後三時半ごろ、V・マリアナの奈良県人会館近くで、高倉尚子同県人会事務主任が、見知らぬ七十五歳くらいの日系女性と偶然出会った。様子がおかしいので声をかけたところ、住所、年齢、出身地などほぼ完全に記憶を失っていた。名前は最初男性の名、次に「川崎」と名乗った。所持品はハンカチとアメ玉一個 ...

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2006年1月17日(火)  グァタパラ農協の斎藤長一理事長は新年、鳥インフルエンザ対策に関して、一般の人たちの協力も不可欠、と移住地にメッセージを発した。ブラジルの養鶏界は、いま対策に懸命。もし、入ってきたら、フランゴの輸出は完全ストップ、関連業界の死活問題だ。採卵養鶏をやっている移住地としても、影響は多大。病気が入って来る前 ...

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2006年1月14日(土)  三十八年の歴史に幕――。ヴァリグ航空が日本―ブラジル間を結ぶ直行便を廃止する。最終便は十四日午後七時成田空港を発ち、十五日午前七時十分にグアルーリョス空港到着予定(いずれも現地時間)のRG8837便。この直行便の運航は、日本企業のブラジル進出ブーム直前の一九六八年にスタート。里帰りの移住者やデカセギ ...

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2006年1月13日(金)  援協巡回診療班の今年の日程が決まった。昨年同様に、約九十カ所を回る。登録している医師は約三十人だ。自らの仕事を持っているので、奥地巡回への参加が難しい。以前はJICAから奨学金を受けた人などに一定期間の協力が求められていた。現在はその義務がなくなり、医師の確保がますます困難な状況になっているとか。 ...

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2006年1月12日(木)  老ク連の会報『ブラジル老壮の友』一月号は、巻頭で昨年の同連合会の年末寄付を総括。本紙でも既報のように、二十七クラブから寄せられた一万八十四レアルを十団体に贈っている。プ・アルボレ老壮会の場合、会員約四十人が八十歳前後という高齢者なのに、千レアルも寄付した。例会のたびに、一人二レアルを計画的に〃積み立 ...

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2006年1月11日(水)  昨年十一月末から、在外被爆者は在外公館で健康管理手当ての受給申請が出来るようになった。被爆者手帳を取得しているのに、健康・経済上の理由などで訪日出来ない人には、都合がよくなったわけだ。しかし、医師の診断書が必要。日本政府指定の病院(ブラジル内に二十一)で検査を受けなければならない。検査費は約千レアル ...

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2006年1月10日(火)  ブラジル日本語センター(旧日本語普及センター)が十四日に、創立二十周年の記念式典を開く。創立委員の一人である下本八郎氏(元連邦下議)が、記念日は一九八八年二月ではないかと主張している。同センターはもともと文協、旧日学連、日文連が協力して組織したもの。八五年に文協の委員会として発足し、八八年に独立して ...

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2006年1月7日(土)  少し旧聞になるが、地方の銀行で起こった事件。日系婦人が順番を待っていた。二人のブラジル人が「チア」と言って馴れ馴れしく近づいてきた。一人は肩に手をかけ、もう一人は銃を突きつけた。「預金を全て引き出さないと殺す」。この女性は悲鳴を上げようと思ったが、家族への報復を恐れて要求を呑み、数千レアルを下ろした。 ...

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2006年1月6日(金)  先月二十七日朝のRedeTV(7CH)ニュースで、リオのサンバ学校チジュッカは、今年のカーニバルで外国人の出場を原則禁止すると発表した。その理由を「エンレード(テーマ曲)も歌えない、サンバ・ノ・ペも踊れない何十人もの一団がパレードにいれば、当然アルモニア(調和)が崩れ、採点に影響する。外国人観光客はも ...

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2006年1月4日(水)  援協は事業評価の一環で、〇一年~〇五年までに受けた寄付の件数や金額を調べている。統計をとるのは初めて。五年間の推移をみることで、「コロニアの求心力なども推察できるのでは」と関係者。〇四年度は約四十六万レアル(五百六十八件)だったそう。施設別では、あけぼのホームが約四万五千レアル(六十七件)でトップ。サ ...

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