2005年7月21日(木) 十万人以上の人出で、大盛況だった県連の日本祭り。惜しむらくは、祭りの一角を占めた百周年祭典協会ブースか。「みんなから記念事業は何をやるのか聞かれてこまったわ」とは同協会を手伝った日系女性の言葉だ。「恥ずかしいったらありゃしない。日系社会がこんなに団結を見せてるのにね」。 ◎ 日伯友好病院 ...
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7月20日(水) 日本語で「サンパウロ行きのオニブス」と書かれたバストス・ロドヴィアリアの切符売り場に立った記者。定期便はすでに売り切れており、臨時便を予約。祭の会場で日系色の薄さに思いを馳せつつ、バスを待った。出発時間になり、帰省した子供たちとの別れを惜しむのは日系家族ばかりであることに驚いた。バストスで約四十年間、ホテル業 ...
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7月19日(火) 日本祭りの会場は広かった。本館があり、舞台をはさんで両側に郷土食、企業のブース。舞台の後方にも郷土食のブース。正門側の講堂ではアニメの上映。運動場まで設けられていた。「どこで何をやっているのか分からなかったよ」とは会場を訪れた人の感想。案内図は入口そばの本館壁面にはられてあっただけだ。全ての来場者がそれを見て ...
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7月16日(土) アマゾン開拓に尽力した「コンデ・コマ」こと前田光世(一八七八―一九四一年)を学校のシンボルにと、青森県の弘前市立船沢中学校(百九人、三戸建次校長)がマナウス市のプロフェソーラ・ジョセフィーナ・デ・メロ学校(三浦春寿校長)と交流を進めている。コンデ・コマは同県船沢地区出身。十五日付け東奥日報によれば、昨年十月、 ...
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7月15日(金) 現在、日本では局ぐるみの不祥事が発覚、非難の的ともなっているが、コロニアのお茶の間にすでに定着し、故郷日本を懐かしむ一世たちにとって、日々の楽しみとなっているNHKの海外放送。今年秋には、開局八十周年記念ドラマ「ハルとナツ」が放送される予定となっており、日本側にブラジル移民の歴史を紹介する絶好の機会として期待 ...
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7月14日(木) 客家センターで二十三日から、山水画展が開かれる。台湾系コロニアでは、本格的な移住が始まって四十年以上が経ち、後継者育成が気にかかるところ。文化の伝承が大きな目的の一つ。教師の廖世秉さんも「次の世代の若い人が、国画に興味を持ち、山水画がかけるように指導していきたい」と、やる気たっぷり。 ◎ 先日「も ...
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7月13日(水) 先日のルーラ大統領訪日の際、特別に東京・名古屋で先行上映され、一部で話題を読んだ山崎千津薫監督の映画『ガイジン2』。八月十五日から始まるグラマード映画祭の審査部門三作品の一つに選ばれたと、同実行委員会は発表した。九月から全伯ロードショーを行う予定との発表も先日、ロンドリーナで行われたばかり。まずは台詞も入れ直 ...
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7月12日(火) グァタパラ移住地は去る週末、入植四十三年を祝った。文協は、さきに祭りに花を添えよう、と中央公民館の敷地の周りに「ひまわり」を植えた。すると、ひまわりの実(み)を大好物にするマリタッカ(インコ科の小鳥)が、百羽ほど飛来して舞い、賑やか。文協では、実はマリタッカも入植祭に出席する客たちに見てもらうつもりで、ひまわ ...
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7月9日(土) 日本から来た芸能人などがサンパウロ周辺の日系老人ホームを慰問しようとした場合、一番先に選ぶのが厚生ホーム(サントス)らしい。数えて比較したわけではないが、本紙報道に関する限り、もっとも活字になる。少ないのがカンポスの桜ホーム。春の桜まつりのころは、ポスターが張られるせいもあって、ホーム内に浮き浮きしたような空気 ...
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7月8日(金) 昨年十月に初めて、県人会の世界大会を実施した山口県。報告書がこのほど、完成した。大会宣言のほか、各国の県人会の活動が写真などで紹介されている。次回は、二〇〇七年。県人会創立八十周年に合わせて、ブラジルで開かれる。南カリフォルニアの創立百周年記念式典が今年十月に行われ、ブラジルからも参加予定。関係者は「〇七年に向 ...
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