歌誌『椰子樹』373号が6月に刊行された。《君らここに命あずけて悔いなしと原始のみどりに視線をおくる》(多田邦治)はポルト・ヴェーリョのグァポレ移住地で読んだ作品。《ある夜は夢に出てきて亡母言うこの病む国に連れ来し悔いを》(高橋暎子)も政治混乱、経済不況の長引く現在だけに考えさせられる。《カーニバルには避妊具使えと恥じらいもな ...
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G20でも空元気とも思える前向きさを見せているテメル大統領。その一方で、自身の告発での下院での判断の雲行きはさっぱり見えず、ついには「マイア議長、大統領代行待望論」なるものまでささやかれる始末。ジウマ大統領が正式に罷免されてまだ1年もたたないのに、今度は大統領の職責継承権2位の下院議長にまで、国政の責任者としてのチャンスが回っ ...
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今週末の日本祭りに向け各県人会は準備の真っ最中。そんな中、大分県人会の名物「鶏めし」を試食する機会があった。鶏めしは20年前に料理漫画で紹介されたのを皮切りに一躍有名になった。その後、同県人会が日本での話題を聞きつけてメニューに取り入れ、今では「だんご汁」と双璧をなす人気だとか。同県人会の伊東信比古さんは「今はインターネットで ...
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俳誌『朝蔭』452号が6月に刊行された。《わが齢八十路の坂や秋の暮れ》《この年でバレンタインのチョコ貰う》(藤本千秋)はちょっとほほ笑ましい光景。《移住地の鳥居広場や秋桜》(山下志げこ)は、入口に立派なのが立つコロニア・ピニャールらしい作品。《南部鉄とブラジル風鈴競ひ鳴る》《爺ちゃんの看取りにやさし団扇風》(川上佐智子)はその ...
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6月10日付本面の『國誠流詩吟=宗家襲名20周年大会』の記事中、誤りがあった。ブラジル國誠流詩吟の稽古場は、正しくはリベルダーデ区カルロス・ゴメス広場67番8階I号室(Praca Carlos Gomes, 67, 8o. andar, sala 1, Centro)。以前の記事の番地が間違えており、たどり着けなかった人がいた ...
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日本のニュースサイトによると、静岡県浜松市でブラジル五輪チームの合宿が行われる予定だ。今月8~12日にもブラジルの柔道代表選手が合宿をしたとのこと。ほかにも、浜松市は水泳、バレーボール、卓球の事前合宿を誘致しているとか。浜松にゆかりのあるブラジル人選手といえば、柔道家のダニエリ・ユリ・バルボザさん(32)。2020年の東京五輪 ...
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アニメや漫画などポップカルチャーの一大イベント「アニメフレンズ」が来月7、8、9日に、サンパウロ市サントアマロ区のトラスアメリカ・エキスポ・センター(Av. Dr. Mario Vilas Boas Rodrigues, 387 – Santo Amaro)で開催される。日本からはアニメの主題歌を担当した人気バンド ...
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現存する最古のブラジル移民送り出し団体、日本力行会(東京都練馬区)の機関紙『力行世界』1074号が5月に発行された。1897年創立だから今年120周年。送り出された当地側にもブラジル力行会があり、こちらも今年100周年迎える。現存する最古の日系団体の一つだ。冒頭には、9月17日に文協小講堂で開催されるブラジル力行会創立100周 ...
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俳誌『蜂鳥』(編集兼発行人=富重久子)336号が発行された。《妻逝きて部屋の風鈴余韻鳴る》(青木駿浪)はしんみりとさせる作品。《手折り来し秋草させるグヮラナ瓶》(須貝美代香)はブラジルらしい季節感が漂う。《仏壇のまっかな柿に夕日さす》(間部よし乃)は黒檀にダイダイ色の柿という目に鮮やかな一句。《大空に太鼓響かせ梨祭》《剣道の一 ...
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山口県人会館には、母県で生産されている日本酒のほか、萩焼の茶器や大内人形など様々な物産が飾られている。昨年12月、ロシアのプーチン大統領が来日し安倍首相と山口県で首脳会談を行った際、夕食会で振舞われた同県萩市の日本酒「東洋美人」も同県人会館内に展示されている。山口県人会によると、大統領はその酒を大絶賛し、何本か買って帰国したと ...
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