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 在聖総領事館から3つの邦人被害速報が届いた。サンパウロ市サントアマーロ区(Av. Joao Dias)にて2日正午、ATMの現金引き出し後、羽交い締めにされ強奪。もう1件は先月26日午後5時過ぎ、グアルーリョス空港第3ターミナルで。搭乗前にチェックインカウンターが開くのを待っていたところ、見知らぬ男から話しかけられ、対応してい ...

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 茨城県常総市で「幸せの黄色い花 イペー咲かそうプロジェクト」が推進されている。市内在住のブラジル人との友好交流、2015年9月に起きた「関東・東北豪雨」の水害からの復興のシンボルとして、市内の公共施設等にイペーが植樹されるそうだ。日本国内にブラジルの花が咲く木を広めることを目的とする「花咲爺の会」が協力しているそう。ちなみにイ ...

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 現在、ブラジル内で活躍中の日体大野球部。全員部内で「学生コーチ」を務め、実際に指導する現場に立ち、対戦相手チームの分析など選手のサポート活動をしている。「将来は高校か中学校で野球部の指導がしたい」という意気込みや、「これまでに培った指導能力を試したい」と頼りがいのある発言も。活動は残り約10日となったが、帰国後の活躍が楽しみだ ...

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 本面7日付「サントス=旧街道下りで歴史と自然堪能=リベルダーデ歩こう友の会」記事中、《ピンクと白のマナカの花が咲き乱れる海岸山脈》という記述があったのに対し、当日の参加者の一人から「ただしくはクァレズマ」との指摘を受けた。マナカとクァレズマは非常に似た外見を持つ花だが、前者は「春」、後者は「秋」に咲く特徴がある。その参加者から ...

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 7日付け樹海「海岸山脈はどうやって生まれたか」の最後の方で、チエテ川が《サンパウロ州をグルリと回るように1千キロ以上も迂回して農家を潤し、パラナ川に注ぎ込んでイグアスの滝となり》と書いたら、サンベルナルド・ド・カンポ市の読者から指摘を受けた。「イグアスの滝はイグアス川にあり、滝から20キロほど下流でパラナ川に合流している。だか ...

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 日本の文部科学省が次期学習指導要領の改訂案を公表し、「聖徳太子」という表現が消えることになったそう。日本で教育を受けた人は歴史の授業で必ず習い、1万円札でもおなじみだった。「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す」という文言を書いた人物であり、それがあるから日系人がよく使う「ソル・ナッセンテ」という言葉がある。文部科学省 ...

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 日本三大庭園として有名な水戸の偕楽園(茨城県)は、今月末まで「梅祭り」が開催されており、園内の梅は3月1日現在、全体の九割となる約2千500本が開花し、見ごろを迎えているとか。サンパウロでは、日本のような「四季」を感じる事は難しい。気づいたら節句が過ぎていたなんて事もよくある話だ。昨日3日は女の子の健やかな成長を願う「桃の節句 ...

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 5ページにあるようにJICA日系研修で防災対策を学ぶため、訪日した佐野軍警少佐。日本の警察に欠かせない捕具「刺又」のブラジル導入にも力を入れており、現在、試験段階にあるそう。「刺又」は江戸時代に作られ、U字型の金具に長い柄をつけたもので、相手の首や腕を押さえつけて動きを封じ込める。日本では小学校の職員室にも設置してある。「刺又 ...

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 JICAボリビア通信10号には、首都ラパスの「El Salar」(エル・サラール)ビールが紹介されている。日本語に訳せば、ズバリ「塩湖」。絶景「ウユニ塩湖」を髣髴させるネーミング。しかも「しょっぱさ」がこのビールの特徴だとか。「塩湖」という名前だけに珍しい「塩ビール」だ。もうひとつの特徴が原料の「キヌア」だ。これは日本でも最近 ...

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 ブラジルの珈琲農園を舞台に、農園を経営する夫婦とその使用人夫婦との間の奇妙で複雑な関係のもつれを描いた三島由紀夫作『白蟻の巣』の演劇が、来月2日から19日まで東京の新国立劇場で上映される。三島由紀夫が世界一周旅行でリンスを訪れ、旧皇族である多羅間俊彦さんの農園を訪れたときに見た白蟻の巣から着想を得たもので、日本に空虚感を抱いた ...

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