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大耳小耳

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 俳誌『朝蔭』446号が12月に刊行された。《大君の退位問わるる菊館》(林とみ代)は「祖国の今」と言う重みを秘めた句だ。《きれい好きの母を想いて墓洗う》《蛍舞ひ母が近くに居る如く》(伊藤きみ子)の連作には惹きこまれる何かが感じる。《妻看取り窓に見上げる春の星》(青木駿浪)は状景が目に浮かぶ。《教会の尖塔あかねに黒母の日》(松原本 ...

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 短歌誌『椰子樹』371号が先の12月に発行された。リオ五輪のテレビを、手に汗握りながら見て作ったと思われる《君が代に胸あつくしぬ幼くて国出でしわれはオリンピックに》(富樫苓子)という歌には共感する人も多いのでは。《ここは晴れ彼方に見えるあの雨は空から下がるカーテンのよう》(宮本留美子)、《鼾かく猫に文句を言う深夜テレビ小さく見 ...

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 2015年に来伯公演した演歌歌手の五木ひろしが、東京都内で行なわれた東京福井県人会の新年会に参加したと、県人移住者から聞いた。新年会ではブラジル公演の様子や、「福井村」と呼ばれるコロニア・ピニャールについても話題に上がったとか。当地を「仕事」で訪れて、きっちりとビジネスをした。慈善公演とは聞いていないが、昨年、二国間交流を評価 ...

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 年明けから刑務所内での虐殺騒動でブラジルを震撼させ続けているサンパウロ州の犯罪集団、州都第一コマンド(PCC)について、10日付アゴラ紙が、虐殺現場のひとつとなったロライマ州では、PCC構成員の数がこの3年間で約20倍になったと報じた。13年は50人ほどだったが、それが現在では1千人を超す勢力となっているというのだ。PCCや、 ...

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 南米神宮の逢坂和男宮司が10日、『第46回餅つき祭り』でお守り販売等を手伝った婦人らを集め、ニッケイパラセホテルで昼食会を開いた。料理に舌鼓を打ちながら和やかな空気で歓談、「次回も頑張りましょう」と一同は解散した。食事中、逢坂宮司は「アマゾンにも神社を作りたい」との大望を明かした。神社でなく、大きな石や木を祀る祠でも良いそうだ ...

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 5日付けG1サイトによると、サンパウロ州ジャボチカバウ市在住の日系人ロドリゴ・ノムラ・ゲレイロ容疑者(43)は、「カンピーナスで大晦日に起きた大量殺人事件を再現する」との脅迫メッセージをフェイスブックに投稿し、4日に逮捕された。ノムラ容疑者は、現在米国に住む元妻と10歳の息子の親権争い中であり、双極性障害(躁うつ病)に苦しんで ...

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 鹿児島県人会(松村滋樹会長)は8日午前10時から、ジャバクアラの新会館(Rua Jurupeba, 199, Jabaquara)で、『新年会』を行う。高級住宅街パカエンブー区の旧会館売却から2年半に及んだ激論の末、昨年10月の臨時総会でようやく購入が決定した同会館。今回が、新会館での記念すべき初行事となる。心機一転、疎遠にな ...

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 バイーア州在住の身体障がい者を撮影した温かみのある作品で、米国の第73回国際写真賞(2016年)を受賞した写真家・千葉康由さんが、昨年末、家族と共に弓場農場に滞在していた。「再度アフリカへの転勤が決まったため、ブラジルの日系人の写真を撮影したいと思った」そう。カメラを常に脇に携え、弓場の人々の会話に混じりながらシャッターを切る ...

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 サンパウロ市の大晦日はマラソンや東洋街の餅つきが定番だが、日本では近年、総合格闘技の興行がつきもの。さいたまスーパーアリーナでの「ライジン」というイベントには、最強の女性柔術家とうたわれるブラジル人ギャビ・ガルシア選手(31)=ポルト・アレグレ出身=が登場した。2年連続で出場し日本人女子レスラーを圧倒。2メートル近い体格とあっ ...

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 日系スポーツ選手が活躍したのはリオ五輪だけではない。10大ニュースで触れられなったが、日本の相撲界では魁聖関(30)が小結、さらに関脇まで昇格する快挙を達成した。苦節10年での三役昇進に、コロニアにも祝賀ムードが広がった。      ◎  一方プロ野球界でも活躍を見せた日系人が。広島の仲尾次オスカル正樹投手(25)がプロ1年目 ...

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