今回の兼題となったアガパンサスは、ユリ科の多年草で、紫君子蘭とも呼ばれる。南アフリカ原産で、高さは50から100センチほど。花茎を長く伸ばし、先端に数十輪の花を放射状に咲かせる。アガパンサスはギリシア語のアガベ(愛)とアンサス(花)の2語からなり、「愛の花」という意味を持つ花だ。特選となった俳句は、美しく咲き誇る花弁一つ一つに ...
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外国人集住地域として知られる愛知県豊田市の保見団地で暮らす在日ブラジル人のリアルな日常を245枚の写真を織り込んで綴ったルポルタージュ『ファミリア保見団地』(世界文化社)が12月に日本で発売された。住民約9千人のうちの約半数が外国籍(ブラジル人は約3千人)という同団地で、写真家・名越啓介とノンフィクション作家・藤野眞功が3年間 ...
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米国加州グレンデール市に設置された慰安婦像撤去のために活動している『歴史の真実のための世界連盟(GAHT)』(目良浩一会長)は、今年8月に第二審で敗訴していたが、8日に再審査請求書を正式に提出した。同連盟の手助けのためにニッケイパラセホテルで募金活動を2回に渡って行った河合英男さんによれば、「もっともっとブラジルからの協力が必 ...
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岐阜県人会の会報11号が刊行され、今月初めに行なわれた忘年会の報告のほか、日本で記録的大ヒット中の長編アニメ「君の名は。」の話題が上がっている。舞台の一部となったのは岐阜県北部の飛騨高山で、地元図書館や駅が描かれているという。「いつか皆様と一緒に、故郷を偲び観賞することができたら」とも綴られた。アニメが好きそうな二、三世ら若手 ...
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日本のサッカーチームが世界大会で躍動している。開催国代表として出場する鹿島アントラーズが、世界一を決めるクラブW杯で決勝に進出した。準決勝で南米王者アトレチコ・ナシオナル(コロンビア)を下す快挙に、著名OBも祝福。ジーコ氏はインスタグラムで「決勝進出へスペクタクル(躍動的)な勝利」と称え、レオナルド氏もフェイスブックで「ガンバ ...
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サントス旧日本人学校の無償貸与に関する署名が行われたのが、10年前の12月9日。まるで10周年に合わせたかのように全面返還が決定した。荒廃していた同会館を日本政府からの草の根無償資金協力を得て改装し、皇太子殿下の訪問にあわせて08年に新たに落成。それ以来、運営開始された日本語学校では、現在生徒数100人を越え、そのうち約8割が ...
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リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)の池崎博文会長が、先月末交通事故に合い現在自宅で療養中という。なんでもマイリポランの別荘からの帰り、車が横転し腰を痛めたとか。そのため、東洋街で先日開催された東洋祭りでは、48年の歴史のなかで唯一欠席した。ブラジル人政治家からも「リベルダーデの市長」とよばれるほど知名度が高く、東洋街を代表す ...
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東洋街のガルボン・ブエノ通りを繋ぐ大阪橋に、新しいベンチが三つ設置された。元々の歩道と拡張された歩道にまたがり、それぞれ横6メートルほどの大きなもので、人が寝転がれるほど。ニッケイ新聞横の三重県橋にも、くつろいで座れるようなベンチが数カ月前にできた。そろそろ夏で夕焼けが綺麗な季節。夜には高架線下の高速道路を通る車の夜景なども見 ...
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伊藤園新俳句大賞実行委員会主催『第28回 お~いお茶新俳句大賞』の作品募集が開始されている。小・中・高校生、一般A(40歳未満)、一般B(40歳以上)及び、英語俳句の6部門。季語や定型にこだわることなく、字余りであっても可能。南米初のリオ五輪開催や大統領罷免など、数々の印象的な出来事があった今年。感じたことや思ったことを俳句で ...
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大竹富江文化センター(Avenida Faria Lima, 201, Pinheiros)でガウディ展「ガウディ:バルセロナ、1900」が開催中。来年2月5日まで、火~日曜の午前11時~午後8時まで(入場は午後7時まで)。入場料は12レで学生、60歳以上の高齢者は6レ。(10歳以下の子供と身体障がい者は無料)。アントニ・ガウ ...
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