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大耳小耳

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 一般財団法人・日伯協会(三野哲治理事長)が発行する会報『ブラジル』第986号が1月に発行された。中でも「ナショナリズムの表徴としてのカシャッサ」(田所清克京都外語大名誉教授)には感服。いわく《辞書や書物に当たると、実に700以上ものカシャサの同義語があることに驚かされる》とあり、具体的にポ語で「心を開くもの」「喧嘩の水」「小鳥 ...

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 ぶらじる川柳社の柳誌『ぶらじる川柳』第224号が2月に刊行された。《ちょろちょろと賢く生きて世話かけず》(久保久子)は子年らしい心構えか。《核あれど市民の腹に飯はなし》(鈴木甘雨)は北朝鮮の厳しい市民生活を詠ったもの。《めがね手にめがねどこじゃといんきょ様》(那須アリセ)。《やっと今楽をおぼえて惚け始め》(今立帰)。《旧漢字読 ...

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 日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第512号が2月に刊行された。沼田信一著『信ちゃんの昔話』の転載が始まった。「ファゼンダ・コチアー」とタイトルにあるので、産業組合の話かと思ったら、北パラナのカフェ耕地の名前。平日はカフェの仕事をし、日曜日は自分の畑を作るという、休みのない開拓初期の生活風景が描かれている。「挑戦」(森田幸子)に ...

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     ◎  インターネットの動画配信サイト・ユーチューブに、自分が撮影した動画を配信してアクセスを集めて収入を得る職業を「ユーチューバー」という。共同通信の記事によれば、日本人ユーチューバーがリオのファベーラに潜入して、ギャングなどの麻薬販売グループとおぼしき男性と一緒に写真を撮ったり、銃のようなものを構えたりする動画を投稿 ...

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    ◎  まだまだ日本には仕事があるようだ。本紙広告に出ているように「日本語不問」で「航空券、ビザ代、送迎費用も不要」という好条件な求人があるからだ。しかも職種は電子部品だから3K労働ではなさそう。年齢は男性が45歳、女性が40歳までと制限があるが、「経験者は相談可」なので融通は利きそうだ。デカセギ離婚がけっこうあるご時世で ...

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     ◎  俳誌『朝蔭』483号が1月に刊行された。《どの木にも金の花咲く十二月》(杉本君枝)は、金色の飾りがいっぱい付けられたクリスマスツリーの様子を風流に詠ったもの。《火酒を酌みトライラ揚を歯切れよく》(菅野繁)は酒飲みには応えられない句。カリカリに挙げたトライラはピンガやビールにピッタリ。《除夜の鐘打ちに来たれと寺案内 ...

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 福島県庁による「令和元年度中南米・北米移住者子弟受入研修」が、1月22日~31日まで同県で行われ、その様子が今月4日にNHK福島放送局により「日系の外国人が見た“ふるさと”」という題名で放映された。ブラジルからは福島県人会の佐藤レヴィさんと村上アガタ・サユリさんが参加。約10分間の放映では、佐藤さんへの取材が中心となっている。 ...

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 この週末(1、2日)は、サンパウロ市のリベルダーデ日本広場からグロリア街にかけての周辺で、盛大に「中国新年」イベントが開催される予定。新型コロナウイルスの関係で、本国では盛大に祝えなかった。その分、「中国以外では世界最大のサンパウロの中国新年」では賑やかに祝われるかも。ただし31日午後5時現在、サンパウロ州では7人に感染の疑い ...

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 椰子樹社(多田邦治代表)が発行する歌誌『椰子樹』383号が19年12月に発行された。《移住時は貧困に生きしわれにして節約言えば若きら笑う》(梅崎嘉明)、《訪れし日のありありと首里城の火の海となる映像胸突く》(小池みさ子)、《民の幸・世界平和を願いたまう御即位宣言の天皇陛下》(阿部玲子)、《同胞に馴染みのうすいポレンタにイタリア ...

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 10日付本面記事「修養団=講師・中山貴生さん来伯=聖、パラナで講習会開催」で報じた通り、ブラジル修養団連合会はサンパウロ、パラナ両州で子ども向けに心身の成長を目的とした講習会を開催している。その定員に空きがあり、現在参加者を募集中。修養団の関係者でない人も参加可能。参加する子どもは2泊3日の共同生活を行い、清掃活動や調理などの ...

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