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 14日に熊本県の阿蘇山で噴火した。噴煙が火口から2キロメートルまで上がり、火口から飛散する石もあるとのこと。気象庁のホームページによると、同山は80年以降だけでも15回以上噴火し、降灰もたびたび確認されているという。しかし熊本出身のコラム子にとって「噴火」といえば鹿児島の桜島ばかりが記憶にある。阿蘇山のそれは記憶から消えている ...

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 13日に日本人感謝のミサを主催するレアンドロさんは、興味深い人間観察をしている。彼いわく「日本人と真面目なクリスチャンは、とてもよく似ている」のだそう。その理由として「ゴミを捨てない」「何度もありがとうと感謝する」「自分が悪いと思ったらすぐに謝る」などの類似点を指摘した。日本人にとっては当たり前なことでも、ブラジル人にとっては ...

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 7、8日のサンパウロ市セントロ付近は終日雨模様で、久しぶりに激しく降る時間帯もあった。道路は相変わらず氾濫し、小さな川ができる始末。確かにカンタレイラ水源地に雨は必要だが、市内は困る。当地の雨降りには、もれなく「信号機の故障」も付いてくるし、本紙にとって一番厄介なのは「グロリア街の停電」だ。幸いなことに1年ばかりその被害に遭っ ...

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 来伯3カ月目の弊紙新米記者は「ブラジルに来て一番驚いたのはバイリンガル(二言語話者)の多さ」と編集部で力説した。日本では外国語を話せる者が少なく、多くがバイリンガルや外国人にコンプレックスを抱いているという。その新米記者は熊本の田舎生まれで、「近所のおじさんそっくりの日本人が、いきなりポ語をペラペラしゃべりだしたのに衝撃を受け ...

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 先月、青少年の自殺最多日は9月1日だと日本内閣府が発表した。1972年から40年間で1万8千人の青少年が自ら命を絶ったが、人数の多さでは9月1日の131人が1位、2位は4月8日、3位は9月2日といずれも長期休暇明けだった。昨年は、10~19歳の青少年の死因1位に自殺を記録。この衝撃のニュースは今月、G1やEXAMEなど当地大手 ...

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 12日の花火祭りで舞台に立つバンド「KAO=S」。同グループの広報担当者によると、「『津軽じょんがら節』や『荒城の月』など、日系の方々に親しみのある楽曲も演奏する予定」とのこと。最新のプログラムでは、午後3時半から公演開始となっている。マスクをつけるなど珍しいブラジル版プロレスの試合や、コスプレイベントもあるよう。最新情報はサ ...

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 外交120周年の目玉企画である12日の花火祭り。午後8時10分打ち上げ開始、20分間で終了。一つ心配なのは帰りの交通状況だ。来場者数は会場規模を踏まえ、2万人を想定しているという。過去に同会場で花火大会を行なった際には、渋滞で目的地までたどりつけず、帰路も自宅到着が深夜になったこという〃被害者〃の声がチラホラ。CPTMの駅が近 ...

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 先週末のG1サイトで、サンパウロ州ボイツーバで1100頭の和牛を飼育する日本人の牧場を舞台に、和牛の特徴や価格などが紹介された。最近人気のフード・トラックにも和牛ハンバーガー専門店「サムライ・コウベ」が登場するなど、和牛に関心を持つ人が増えてきたよう。日本祭りにも出店していた同店はサンパウロ市マレシャル・デオドーロ区のフード・ ...

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 住友化学が26日、農薬などの開発・分析を行う南米リサーチ・センターをブラジルに設立すると発表した。日本の各紙が報じた。同センターは住友化学グループの中南米初の研究開発拠点。精密な評価試験により、現地に合った製品の開発を加速させる狙いとか。ちなみに同社は遺伝子組み換え作物の種子販売で巨利を得ている米国モンサントと戦略的パートナー ...

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 日本の「不登校」児童の割合は、昨年度0・39%で過去最悪となり、中学生では10万人近くが不登校になっている。外国人学校同様フリースクールも義務教育の施設としては認められていない。今こそ学ぶ機会、場所、方法の幅を広げる時ではないだろうか。

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