8日朝、通勤のために、サンパウロ市メトロの電車が到着するのを待っていたオーリャ子。近付いてくる気配を感じて振り向くと、ピカピカ光る巨大な物体がやってきた。 「やたら光っているな」と思っていたら「ラッピング電車」だった。窓や自動ドアの周囲がLEDで縁取られており、車体にクリスマスの七面鳥がプリントされ、肉加工食品でお馴染みSa ...
続きを読む »オーリャ!
ブラジルもう一つの「世界2位」?
「アメリカに次いで世界2位」――といえば、猛威を奮う新型コロナウイルスの死者が米国に次ぐことを報じるニュースを思い出してしまうかも。とはいえ、そうネガティブではない「アメリカに次ぐ2位」もある。 それは「映画やドラマの動画配信サービス利用者数」だ。これは動画配信サービスサイトを横断して検索できるサイト『Just Watch』 ...
続きを読む »『魔女の宅急便』ポ語版を出版
スタジオジブリでアニメ化された角野栄子(かどの・えいこ)さんの児童文学『魔女の宅急便』の翻訳本が、エスタソン・リベルダーデ出版社から「Entregas expressas da Kiki」として11月8日に出版された。 翻訳は、ジャブチ賞を受賞したイラストレーターで絵本作家のルシア・ヒラツカさん。表紙と本文イラストは、50冊 ...
続きを読む »そこは対策せんのかい!
パンデミックが継続している現在、どこもかしこもマスク着用とアルコール消毒で対策行う昨今。仕方ないながらも、本音ではウンザリするオーリャ子。 8月25日にビザ延長のため連邦警察へ。もちろん署内はマスク着用を徹底し、入場時は体温計測、アルコールで手の消毒を行う。 署内にて書類審査を行い無事ビザ延長が決定。この手続きをするために ...
続きを読む »安心して歩けるリベルダーデ街に
先日、サンパウロ市ジョアン・メンデス広場のポルキロで同僚男性と昼食をとり、新聞社へ戻るためリベルダーデ大通りを歩いていたら、不意に背後から左ポケットに手を突っ込まれ驚いた。 スリだ。幸いポケットには何も入っておらず、スリ犯は何も得ることなく逃げていった。昼間、大の男が2人並んで歩いていてもスリに遭うようになったかと、コロナ禍 ...
続きを読む »「ルーツ」探しが流行?
「先祖(ancestralidade)の検索が昨年から急増」――朝、コラム子が編集部に届いたEメールを整理しているとそんなポ語のメールが目に入った。メールは結局のところ「遺伝子検査でルーツを知りませんか」というもの。 実際にグーグルトレンドという検索相対数の推移がわかる機能で、ブラジル国内からの「ancestralidade ...
続きを読む »ブラジル人はサービス精神旺盛?
仕事の終わりに鳥のコラソン(心臓)が無性に食べたくなったオーリャ子は、閉店間際の肉屋に飛び込んだ。既に店員は売り物の肉を片付け始めている中、「鳥の心臓あるか?」と聞いた所、袋詰めの冷凍コラソン1キロを持ってきた。 さすがに独り身で1キロは多すぎ、解凍も面倒だったので「300グラムだけ欲しかったので今日はやめとくよ」と断ると、 ...
続きを読む »メトロ切符アプリでガッカリ
オーリャ子が通勤に使うメトロ駅では、QRコードの切符を一度に2枚までしか売ってくれなくなり、切符もレシート紙のようなもので使い勝手が悪く感じていたためアプリ版「Top」をインストールした。 CPFやフルネーム、電話番号、住所などの登録を終え、「もういちいち切符を買わないで済む」と嬉々としてデビットカードと連携しようとした。と ...
続きを読む »メトロ切符のQRコード化で困ること
このコロナ禍で自宅での仕事が推奨され、メトロに乗る機会が減った。オーリャ子はというと、昨年一時的にホームオフィスになったものの、今はメトロ通勤に戻っている。 そのメトロで、4月末頃から切符がQRコードタイプに完全移行した。切符を購入すると、QRコードが印刷された薄黄色のレシートのようなものが渡される。昨年一度だけこのタイプを ...
続きを読む »焼きそばよりも金をくれ!
7月8日正午、オーリャ子は食材を買うべく、リベルダーデ駅前のフェイラに行った。屋台の焼きそばを購入し、野菜や肉など食材を物色していると、10歳程の子どもが横からやってきて「金をくれ」と一言。 物乞いをする子どもの姿をみて、以前知人から「物乞いに金銭をあげると麻薬に使うことがあるので、食べ物をあげたほうがよい」というアドバイス ...
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