ニッケイ新聞 2009年8月26日付け 衆院選の公館投票が終了した。サンパウロ管内は前回より減少、とはいえ四日間で千六百十二人が投票に足を運んだ。 期間の短さもあり、中には高齢のため投票所まで行けなかった人もいただろう。日本ではまた、投票率・数の低さが話題になるかもしれない。 しかし、ブラジルの事情はそれほどに知られていな ...
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ニッケイ新聞 2009年8月25日付け 「愛と美に生きるよろこび花まつり」―。汎ズットラ花卉生産者協会にある記念碑には、農業技術者・故北方邦夫さんの言葉が刻まれている。 同協会主催のアルジャ花祭りが、今年も開幕。初日には約五千人が来場し、会場のあちこちで「きれい」という感嘆の声が聞こえた。 パラー州ベレン市から訪れた生け花 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月22日付け 「カエルの教室」が九月から始まる。日本語しかできないデカセギ帰伯子弟にポ語を教えようという、NPO団体ISEC(教育文化連帯学会)の新しい活動だ。 経済危機から約一年経ってようやくの試み。メンバーは、ポ語が話せないせいで学校で孤独を感じている子供を見てきただけに、顔は真剣。 場所や送 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月21日付け 今年に入って日系のイベントを訪れるたび、その成長ぶりに驚かされる。先日訪れたサンパウロ市東部ビラ・カロンのおきなわ祭りでもそうだった。 今年の来場者は百周年の昨年同様の約三万人。三年ほど前に訪れた時とは比べものにならない発展振りに圧倒された。盆踊りから始まって七年。市の公式行事にも入り ...
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ニッケイ新聞 2009年8月20日付け サンパウロ州では今月七日から、レストランなどで公共の屋内での完全禁煙が実施されている。 報道によれば、外で煙草を吸うふりをしての食い逃げ、喫煙者が話す声がうるさいとの近隣住民の苦情もあるとか。 レストランの庇の下。火の貸し合いから始まる男女のドラマーそれぞれに興味深い。 〇三年に完 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月19日付け 毎年多くの人で賑わいを見せる憩の園バザーに取材に行ってきた。憩の園と言えば、創立者の一人、故渡辺マルガリーダが有名だ。 園内にある彼女の胸像を撫でている婦人を見かけた。不思議に思って話し掛けると、古い知人らしく、「久し振りに会いに来ました」。 思い出を訊ねると、「どなたにも等しく接し ...
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ニッケイ新聞 2009年8月18日付け 「日本人の心の歌」慈善ショー。今年はご当地ソングが歌われた。 独特の語り口調で場を盛り上げていたのは毎度お馴染み、道康二さん。十回目の司会を務め、選曲に加え、曲の合間に行われた各地の名所・歴史も紹介。準備も自身が手掛ける。 そんな心のこもったナレーションを聞きに訪れる人もいるほど。 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月15日付け 六十年前、戦災救援活動のために創立した聖母婦人会とエスペランサ婦人会。十二日、エスペランサ婦人会の記念式典が開かれた。 元会長の酒井讃子さん(77、アラサツーバ出身)も来場した。四十五年前の当時、中学進学塾でポ語教師をしていたという。寿退職して四十年以上。この不況で「また教鞭を取ること ...
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ニッケイ新聞 2009年8月14日付け コロニアの繋がりというのは縦ではなく、横なのだなあとつくづく感じることがある。 今月十五日に「社会福祉センター」のイナウグラソンを迎えるサンパウロ援護協会の幹部が二泊三日で地方行脚を行なった(本日付六面)。 目標額には近づいたが、「少し足りない」ということに加え、寄付してくれた人への ...
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ニッケイ新聞 2009年8月12日付け ポ語修得に励む記者だが、今週申込みが始まる外国人向けポ語検定試験(CELPE―BRAS)に注目している。 これはブラジル教育省が認定する語学試験。ブラジル全土、そして世界各国で行われている。 日本でも実施されているが、年に一度の十月だけ。会場は京都外国語大学の一カ所のみだ。 また、 ...
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