ニッケイ新聞 2009年8月11日付け ブラジル最西端のアクレ州。今では同地を代表する農産物のアメンドインは、実は五十年前に入植した日本人が植えたのが始まりだという。 同州唯一の日本人植民地として十三家族が入ったキナリー。今年も出身者の集いが開かれる。「一つの家族みたいなものでした」と世話人が話すように、後続のない土地で入植 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月8日付け 「永住」と聞いても昔はピンとこなかった。海外旅行は庶民にも手が届く時代で、縁があって外国に住む人も。何があるか分からないから「永遠に住む」という言葉に違和感があったのだが―。 日本で今、外国人登録者が減少する一方、永住権取得者が増加。不況を機に、在日ブラジル人が根づこうとしている。 永 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月7日付け 農大といえば何を思い出しますか? 先日あった東京農大会創立三十周年シンポジウムでOBらに聞いてみた。 応援団が両手に大根をもって踊る「大根おどり(青山ほとり)」との返事を期待していたのだが、その予想は見事に裏切られた。 拓殖精神や、質実剛健などを挙げる人が多いのに驚いた。負けてたまるか ...
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ニッケイ新聞 2009年8月6日付け エスピリト・サント州都ヴィトリアにほど近い山間地帯セーラ・カピシャーバを訪れた。 ドイツ・イタリア移民が多く、ヨーロッパの香りが漂う。世代は進み、四、五世が中心にも関わらず金髪碧眼。民族衣装でのダンスも楽しめた。 全国に先駆け環境農業観光(Agroecoturismo)に力を入れた地域 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月5日付け 今年三月まで月に一万人というペースで推移していた在日ブラジル人の日本出国者数が、四月以降減少しつつある。 法務省の統計によれば、四月の出国数は七千人台、五月は五千百人ほどに減少。入国者を引いた数も、三月の九千人台から約三千三百人まで下がっている。再入国制限期間が原則三年と明示され、日本政 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月4日付け 二日に行われた「第三十九回熊本芸能祭」。県人が多いロンドリーナからは例年よりも多くの人が訪れ、賑わった。 気になったのは九時開始のところ、九時台にはほとんど人が集まらず、始まったのは十時過ぎ。やっと始まっても出演者が来ておらず、いない人を飛ばしてプログラムは進められた。 後から来た出演 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月1日付け 「待ってました!」と、毎日のカロリー制限に苦しんでいる人の声が聞こえてきそうだ。お馴染みの第一・三土曜日の青葉祭りで、ADESCが糖尿病向け焼き饅頭の販売を始める。 さすが家庭を支える婦人ならではの配慮。作るのは、焼き饅頭や栗饅頭を作りつづけて三十年の鳥原寿子さん。ダイエットのボーロもあ ...
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ニッケイ新聞 2009年7月30日付け 移民の方に取材中、家の電話が鳴り、ポルトガル語での会話が始まることがある。 日本であれば、間違いなく驚かれる。年配の日本人が外国語を話すこと自体、珍しいからだ。 外国だから当たり前だろうーとの声が聞こえてきそうだ。オーリャ子の個人的な感覚か、移住してからの年月、その長さを実感する瞬間 ...
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ニッケイ新聞 2009年7月29日付け 実に七割―スザノであった全伯相撲大会の、土俵に上がる非日系人選手の割合だ。髷こそ結わないが、まわしを巻く姿は威風堂々としていて、大会の主役だ。 初めこそ違和感があったが、次第に目が慣れてくるのが不思議。非日系同士の取り組みなどは日常茶飯事で、一世が眉をひそめる入れ墨をした選手もちらほら ...
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ニッケイ新聞 2009年7月28日付け 第七回YOSAKOIソーラン・フェスティバルの舞台裏。動きのチェックを行う各チーム。そこは熱気が違う。 各チームで話しを聞くと、良く聞かれるのは嶌原まさ子講師の名前。 嶌原講師は、ブラジル各地で二年間YOSAKOIソーランを指導してきたJICAシニアボランティア。特別に任期を延ばし、 ...
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