ニッケイ新聞 2009年6月9日付け ISEC(文化教育連帯協会)とSBPN(ブラジル日本研究者協会)共催で五日、日系子弟への教育に務めた十三人が表彰された。 移住当時、ポルトガル語が全く分からない子供たちに言葉から教え、心血を注いだ教師らが対象となった。 自らの経験を披露した非日系の元教師によれば、子供の隣に座り、意味が ...
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ニッケイ新聞 2009年6月6日付け 二分間で、何杯食べられるか―。岩手県人会が先月三十一日に開催した「わんこそば食べ放題」の早食い大会。昨年から始まったばかりだが、あれだけの賑わいは凄いの一言。 十一歳の少年から五十代の千坂JICA聖支所長夫妻まで十九人が大健闘。百人近くいた観客もこぶしを上げ、声援や歓声を送り、選手たちの ...
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ニッケイ新聞 2009年6月5日付け 多くの百周年事業のなかで、特に意義を感じたのは、サンパウロ州教育局の日本文化体験プログラム「ビバ・ジャポン」だ。 数十万という子供たちが〃ニッポン〃を体験した。将来の日伯友好の素地となるだろうーそう思うと胸が熱くなった。 同プログラムを提唱したのは日野寛幸さん。十歳で移住、USPを卒業 ...
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ニッケイ新聞 2009年6月4日付け 学生時代、幼少時を過ごした町を十年ぶりに訪れ、こんなに小さかったかと驚いたことがある。 体が大きくなり距離感が変わったせいだが、視点を変えたり、交通手段を替えたりすることで発見するものも多い。 例えば、会社の正面の道を下る途中のオーダーメードの靴屋。平日の午後、病院からの帰りに坂を登ろ ...
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ニッケイ新聞 2009年6月3日付け 先日、教師をしている三世の女性と話していた折、ふとその女性が「私の祖父母は二番目の移民船でブラジルへ来たんですよ」と話す。旅順丸ですか、と聞いたが、船の名前まではわからないようだった。 第一回移民船「笠戸丸」から百年を祝った昨年の移民百周年。その二年後、二回目の移民を乗せた旅順丸の着伯か ...
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ニッケイ新聞 2009年6月2日付け 創立三十周年を迎えた広島日伯協会が先月末、市内で記念式典を開いた。ネーベス駐日大使も出席、参加した知人によれば、なかなかの盛会だったようだ。 同協会は広島文化センター建設(〇三年)に尽力、県や市の財界への窓口となった。長年交流に努め、自社でも日系人を多く雇用、ブラジル政府からリオ・ブラン ...
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ニッケイ新聞 2009年5月30日付け 「日本語勉強したいんだけど、気軽に行ける日本語教室知らない?」コロニアとは関わりを持ってこなかった二十、三十代の日系人の友人から、たまにこう聞かれる。 子供のころ、日系人であることにコンプレックスを感じて距離を置こうとする、もしくは興味がないが、成人してからアイデンティティーに目覚める ...
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ニッケイ新聞 2009年5月29日付け 警察庁のまとめによると、今年一~四月の自殺者は一万千二百三十六人(暫定値)で、前年同期より約五百人増えたという。年間の自殺者数は昨年まで十一年連続で三万人を超え、このままでは年間の自殺者数が過去最悪になる恐れもある。 ブラジルの自殺者は日本の約五分の一。誤解を恐れずに言えば、自己主張を ...
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ニッケイ新聞 2009年5月28日付け 世界七カ国で行われた調査で、主たる情報源として新聞を挙げた人は六九%いたと二十三日付けフォーリャ紙が報じた。 その理由には、「より掘り下げた内容の記事が読みたいから」が最も多く、「内容が一目でつかめ、読み易い」が続く。 迅速性ではテレビやインターネットに敵わなくても、信憑性を背景に根 ...
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ニッケイ新聞 2009年5月27日付け 毎年いくつかの県人会式典に母県から知事ら訪問団が訪れるが、地方財政逼迫の折、公金支出に対する地元の目も厳しくなっているようだ。次第に滞在期間は短く、日程も簡略化されつつある。 もちろん最大の目的は、式典出席と県人・県系人との交流。ただ、倹約精神のあまり、観光すらなくトンボ帰り、となると ...
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