ニッケイ新聞 2009年5月12日付け ブラジルの社会では他人同士の間でも会話がある。立場や階級に関係なくお互いを思いやれる雰囲気がある。 例えば、スーパーで転びそうになる私に「危なかったわね、ビデオには撮ってないから大丈夫よ」と冗談めかして心配してくれた買い物客。 メトロの中でイスに座り「荷物を持とうか」と声をかけてくれ ...
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ニッケイ新聞 2009年5月9日付け 日本で人気を博し映画化された漫画「デス・ノート」。ブラジルでもポ語版の漫画が出され、劇公演があるというので足を運んでみた。 同じ場所での無料日本映画上映は閑散としていたのに、入口は長蛇の列。九割は二十歳前後、黒っぽい服に身を包んだ〃オタク〃のよう。 劇は大盛況。「もしもし? 」「ヤッタ ...
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ニッケイ新聞 2009年5月8日付け 来伯して1カ月弱、日系社会に関わりつづけている。日本では得がたい貴重な経験だがポ語環境を得るのは自分次第。 語学学校に通っている邦人も多数いると聞くが、成果もまた自分次第とか。在伯の先輩邦人と話す機会があった。「昔は小学校に通ったもんだ」と。自ら校長と交渉したそうで、ただ座っているだけで ...
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ニッケイ新聞 2009年5月7日付け サッカーサンパウロ州選手権決勝終了直後の三日午後六時過ぎに買い物に出た。 丁度近くのガソリンスタンド前にコリンチアンスファンが集まり、歓声を上げたりし始めており、道を塞いだらバスも通れない、と気にしながら着いた店はガラガラ。買い物中に店内の客の数も増え始めたが、帰りのガソリンスタンド周辺 ...
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ニッケイ新聞 2009年5月6日付け 「県庁のホームページに県人会のページがありましてね」 先日岩手県人会の千田会長と話していて、そんな話題になった。恥ずかしながらその事を知らず、早速見てみた。 始まったのは今年一月。ブラジルだけでなく、南北アメリカ、アジアなど各国の県人会がそれぞれのニュースを寄せている。食や親睦イベント ...
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ニッケイ新聞 2009年5月5日付け ブラジルへ来てから治安の悪さに神経質だった私だが、一カ月が経過し、落ち着いて生活し始めた最近。 薬局の前で貧しそうな少年に話し掛けられた。物乞いかとお金を取り出そうとすると、お金はいらないという。 意味が分からず聞き返すと、「弟の紙おむつを買いたいので自分が集めた五レアルとの差額を出し ...
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ニッケイ新聞 2009年5月1日付け ブラジルへ来て二週間が過ぎた先週、イタペセリカ文協主催の運動会へ取材に出かけた。 〇一年、ブラジルを旅行していた学生の私は、偶然にもイタペセリカであった鹿児島県人会運動会に参加した。当時はブラジル、鹿児島、運動会というものが結び付かず戸惑ったが、私をブラジル、日系人の虜にし、再度この地を ...
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ニッケイ新聞 2009年4月30日付け 子供の頃遊んだカルタに「面倒がらずに爪切りポッチン」という札があったが、日本人の修道女の一人は、校長を務めた学校の生徒に「面倒だからやっておこう」と教えたという。 トイレの紙が無くなったら取り替える、手拭が汚れているのに気付いたら新しい物を掛けておくなど、自分がやっておけば他人が面倒な ...
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ニッケイ新聞 2009年4月29日付け かつての姿に生まれ変わりつつある旧神戸移住センター。落成式は六月になりそうだという。 ブラジルをはじめ多くの移民が日本最後の日々を過ごした場所。その再整備事業にあたっては、兵庫県から関係者が訪れコロニアに資金協力を要請した。その募金運動が今月末に締め切られる。 ブラジル側窓口の県連、 ...
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ニッケイ新聞 2009年4月25日付け 今月二十日に行われた米国生まれのストレス解消法「スリーインワン」の説明会。 藤田悠貴指導員によれば、ストレスは人間の防御反応。過去の失敗の記憶から、身を守るために本能的に危険を知らせているのだとか。 ストレスと一言でいっても千差万別。イライラや我慢、もどかしさ、不安、悲しみ、緊張。恐 ...
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