ニッケイ新聞 2008年11月26日付け 金融危機と各国の景気後退が連日マスコミをにぎわしている中、浜松、長野、大泉など日本各地の日系ブラジル人集住地から、次々と在住者の解雇、生活への不安が報じられている。 朝日新聞が報じた滋賀の状況では、クリスマスにあわせたデカセギの一時帰国も片道チケットが多いという。日本での見通しが立た ...
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ニッケイ新聞 2008年11月25日付け 浜松市の女子高生ひき逃げ帰伯逃亡事件にやっと判決が出た。当初、こうした案件ならば、両国で裁判嘱託書をやり取りしても、一年ほどで判決が出るとの憶測もあったためだ。 ただ、初公判から二年近くかかった。日本側との裁判書類のやり取りに手間がかかったからだ。担当裁判官は「思ったよりも早くできた ...
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ニッケイ新聞 2008年11月22日付け 十六日に行われたブラジル鹿児島県人会の創立九十五周年と県人移民百周年記念式典は、若いスタッフが多いためか明るい印象を受けた。ブラジルから日本へ行った元県費留学生や研修生と、現在ブラジルで研修中の六人が勢ぞろいして式典を支え、同県人会の未来を頼もしく感じた。 県人会の中で唯一、母県から ...
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ニッケイ新聞 2008年11月20日付け 南米最大規模の環境関連見本市「第十回ブラジル国際環境産業見本市」が、十二日から十四日までサンパウロ市内で行われた。今年は十二カ国約四百社が出展。昨年よりも参加企業が増えていて、環境への興味が高まってきているようだ。 同見本市にはJETROが主催した日本パビリオン(十三企業・一機関)が ...
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ニッケイ新聞 2008年11月19日付け 先週サンパウロ市で開かれた和太鼓集団「鼓童」の公演。ブラジル公演は移民八十周年の年以来だという。 現在まで訪れた国は四十数カ国。門外漢の記者でも、そのレベルの高さに感動した。後半、屋台上で直径三尺以上の大太鼓を叩く場面は正に圧巻。終了後、立ち上がった来場者が心から拍手を送っていると感 ...
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ニッケイ新聞 2008年11月18日付け サンパウロ市内で十六日開かれた愛媛県人会の創立五十五周年式典。この日、来賓の羽藤ジョージサンパウロ市議のスピーチが会場を沸かせた。 いつもはポルトガル語で堂々とあいさつする市議。しかし「父の出身県の式典だから」と、日本語でスピーチ。 原稿はおそらくローマ字で書かれていたのだろうが、 ...
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ニッケイ新聞 2008年11月15日付け 日本の厚生労働省が十一日、在日ブラジル人の十月の求職者が、前月の約一千人に比べ二倍以上に膨れ上がったと発表した。解雇されたデカセギ者らは職安や派遣会社で再就職先を探しているが、デカセギ派遣会社員の話しでは、六月頃からブラジル人の新規求人はぷっつり切れているという。 この金融危機が日系 ...
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ニッケイ新聞 2008年11月14日付け 文協ビル前に多くの子供がいるのを見た読者も多いのではないか。 今年二年目になるサンパウロ州教育局の日本文化教育プログラム「VIVA・JAPAO」で史料館を訪れる生徒たちだ。 同プログラムによる同館への昨年の入場者数は、生徒六千八百七十五人(教師七百二人)、今年は九月末までで、生徒一 ...
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ニッケイ新聞 2008年11月13日付け コクエラ農事協会とモジ文協共催の「第十八回コクエラふるさと祭り」が、八、九日の両日同協会会館で開催された。 今年は昨年を上回る約三万五千人が訪れた。来場者は主にコクエラに関わりのある人たちで、年に一度のお祭りを楽しみに帰省しているようだった。 祭りを支えている人たちの多くは二世で、 ...
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ニッケイ新聞 2008年11月12日付け サントスで初めての日本文化祭が開催された。会場も、来場者の表情もどこか新鮮な空気を感じさせる。 戦中に接収された旧日語校。返還から改修、落成へといたったこの一年半の歩みが浮かんだ。関係者の感慨こそひとしおだろう。 「準備に一週間かかりました」と話す役員。新しい〃家〃で開く初めての文 ...
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