ニッケイ新聞 2008年9月2日付け 「他の四十六都道府県が集まっても敵わないのではないか」。先月ブラジル沖縄文化センターであった沖縄県人会の百周年記念式典。これに出席した西林万寿夫在聖総領事はそう強調する。 同式典には、ブラジルはじめ沖縄、アメリカ、ペルーなどからなんと五千人以上が結集。これは他の県人会の平均的な式典参加者 ...
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ニッケイ新聞 2008年8月30日付け 沖縄県人会の国際女性フォーラムには世界中からウチナーンチュ女性が集合。世界に点在するウチナーンチュ女性の団結力を見せつけた。 団結力は次の新しいものを生む大きな力となる。沖縄では名字を名乗れば「あーあんたは○市の△さんの息子かぁ」と、高確率で人脈が繋がると聞く。見ず知らずの同県人より「 ...
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ニッケイ新聞 2008年8月29日付け 植物学者の橋本梧郎氏が亡くなった。 ブラジルの植物分類学における貢献はもちろんのこと、パラナ州グァイラに日系による創立としては初の博物館を設立、パラナ開拓農業博物館の資料収集などの業績も忘れてはならないだろう。 〇一年にパタゴニア、卒寿を迎えた〇五年には、ギアナ高地へと赴いた。その飽 ...
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ニッケイ新聞 2008年8月28日付け 去る二十四日に文協小講堂で行われた「寄席ブラジル公演」。今回の公演のために日本から、落語、紙きり、曲独楽の三人が来伯していた。収容人数二百人のところに約三百人が来場し、会場は人で溢れ返っていた。 今回の公演は一人二十分の持ち時間で、全体としては約一時間だった。曲独楽は、大小様々な独楽で ...
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ニッケイ新聞 2008年8月27日付け 沖縄県人移民百周年祭典が終了した。 取材した側からすれば「沖縄尽くし」の週末。二十二日の歓迎会から二十四日の式典まで、どの会場でもその人数に驚き、日系人口の一割を占める県系社会が記念の年にかける思いを感じた。 祝賀パレードが今回初めてカロンに移ったこと、ジアデマの式典に四千人もの人が ...
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ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 戦前・戦後に移住した人の名前や渡航記録を検索できる機械がこのほど、文協ビルと州立移民博物館に設置された。 移民百周年記念事業として、日本語のわかるボランティアの協力を得て、三年掛りで取り組んできたもの。ローマ字化した移住者の名前を検索できるシステムだ。 しかし、この機械を試した人によ ...
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ニッケイ新聞 2008年8月23日付け 本当にこの人は身体障害者?―会って話し始めた瞬間にそう思わせるような、常に笑顔を絶やさない歌手の中平マリコさんが、百日間のブラジル滞在を終え日本へと発った。 肩の軟骨が無くなり常に激痛が走っている状態らしいが、それも満面の笑みで話す。先日、九十四回目の最終公演で新曲「ありがとう」を披露 ...
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ニッケイ新聞 2008年8月22日付け 移民百周年式典から早や二カ月。世間の話題もオリンピックなどに移り、過去のものになりつつあるなか、一人燃えている男がいる。 リベルダーデに所有する土地をちらつかせ、コロニアを翻弄し続ける東京在住の天野鉄人氏である。六月以降、二度目の来伯、現在も地道な〃活動〃を行なっているようだ。 幸か ...
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ニッケイ新聞 2008年8月21日付け 今月八日からブラジル国内五都市で開催された早慶戦。最終戦の十七日にはボン・レチーロ区のミエ・ニシ球場に約六千五百人が訪れた。この人数、過去最高だそうだ。同球場が完成して約半世紀を迎えた今年に記録達成になった。 現在同球場はリフォーム中。試合運営には影響しなかったが、トイレの水が出ないな ...
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ニッケイ新聞 2008年8月20日付け 沖縄県人ブラジル移住百周年の準備が大詰めを迎えている。 与儀昭雄氏が二世初の県人会長に就任したのが〇五年。〇六年に懸案だった沖縄文化センターとの合併が決議され、〇七年、百周年のための実行委が設立された。 それから一年半。変更はありながらも、当初企画された記念事業・行事の準備は資金面を ...
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