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オーリャ!

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ニッケイ新聞 2008年8月5日付け  中国、台湾、韓国系商店の進出が著しいサンパウロ市リベルダーデ区で、日本風景観を演出するすずらん灯の取り替え工事が進んでいる。現在同区では、新旧の灯が独特なコントラストで並んでいる。  淡いオレンジ色の灯りが印象的だったナトリウム灯から、白くこうこうと照らす水銀灯へ。目抜き通りのガ・ブエノ街 ...

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ニッケイ新聞 2008年8月2日付け  先週末に行われた「ブラジルYOSAKOIソーラン大会」は六年目を迎えた。昨年はJICAのボランティア派遣制度を利用して専門家を呼び寄せるなど、順調に普及が行われてきた。今回の大会も、参加者のレベル向上や会場の様子を見る限り成功を収めたといえるだろう。  ちびっこから七十代の女性までが同じ舞 ...

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ニッケイ新聞 2008年8月1日付け  テレビの話題は、中国・オリンピックに移り、百周年の祝賀ムードは六月をピークに終わったといえる。  しかし、年内の関連行事はまだ多く、式典を予定する地方文協にとってはまさに八合目だ。  そんな中、百周年の小川憲治事務局長が辞職した。無責任といえなくもないが、本人曰く「後は誰でもできる仕事」と ...

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ニッケイ新聞 2008年7月31日付け  今年、憩の園が開園五十周年を迎え、二十七日に五十周年式典が催された。節目を記念し、新設された「宮腰千葉太多目的ホール」と「憩の園資料室」の落成式も行われた。  同園の開園当初は、六十歳代の比較的元気なお年寄りが入園していて、野菜作りやスポーツを楽しむ人たちが大半だったそうだ。しかし、近年 ...

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ニッケイ新聞 2008年7月30日付け  日本の文部科学省がこのほど、日本で暮らす外国人子弟について、小学校を卒業していなくても中学校への入学を認める方針を固めたという。産経新聞や教育関連サイトなどで報じられている。  外国人学校からの編入希望者や、経済的な理由で小学校に通えなかった子に義務教育の機会を保証するのが狙いという。 ...

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ニッケイ新聞 2008年7月29日付け  噂話で、コロニアの古い作家たちの作品(小説)を日本の純文学系雑誌が「活字にする」と聞いた。ここでも「移民百周年を経て…」という契機を感じる。  日本の出版社に、マイナーの作家に光を当てる――という表現があるらしい。マイナーというのは、「少数派の」や「二流の」といった意味があるが、コロニア ...

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ニッケイ新聞 2008年7月26日付け  「『日本食がいい』とよく言われているけれど、何に対してもなぜそうなのかを考えないと」と話すのは、料理研究家の安本静子さん。これは炎天下の中、農業に従事した移民たちや発育途中の子供たちなど、年代や仕事にあわせた食事があることを意味しての発言。  そう、先人が一から作り上げてきたブラジルでの ...

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ニッケイ新聞 2008年7月25日付け  天候にも恵まれ、無事終わった日本祭。当コラムで同テーマが三日続くが、コロニア最大の行事だけに御容赦願いたい。  その要ともいえる郷土食は、(1)ヤキソバ、テンプラなど大衆迎合派(2)ほうとう、辛子蓮根など純日本追及派(3)日本のインスタント食をそのまま調理するだけの直輸入合理派の三つに分 ...

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ニッケイ新聞 2008年7月24日付け  多くの人が訪れた県連の「第十一回フェスティバル・ド・ジャポン」。主催者発表では約二十万人が来場した、となっているが、実際に三日間現場にいて見た感じでは、昨年より少なかった。  そのことに関して「今年は、昨年と比べて一五%会場を広くしているから、いっぱい人がいる感じがしない」と関係者は説明 ...

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ニッケイ新聞 2008年7月23日付け  今年の日本祭も天気に恵まれ、多くの人で賑わった。ボランティアの支えも大きいとはいえ、県連があの広大な会場で、年間一般会計の約十倍にもなるイベントを毎年無事に終えているのは驚異的なことだ。  今の会場に移って四度目。毎年少しずつ改善を加え、食、舞台、展示とも安定した。しかし一方で、安定して ...

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