ニッケイ新聞 2007年12月7日付け 「第一回文協統合フォーラム」の閉会式で、渡部和夫・評議員会長は、「地方の協力なくして、文協創立、文協ビル建設はなかった」と過去を振り返り、連携協力を呼びかけた。 ごもっともである。戦後のララ物資の募集、日本館の建設募金、ブラジル日本移民五十周年祭への協力などが現在の文協創立へ繋がってゆ ...
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ニッケイ新聞 2007年12月6日付け 県連十一月代表者会議の席で行われた日本祭りの会計報告。バザリスタ担当者が資金を未納した件が未解決のまま、問題なく通過し承認されてしまい、今年の実行委員会は解散になった。 この件に関して、出席者から疑問の声が何一つ上がらなかった。普段ならお金に関する問題ではとことん追及しているはずだった ...
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ニッケイ新聞 2007年12月5日付け 「外国人集住都市会議」という集まりがある。日本で、特に南米系外国人の多く住む自治体の首長が集まって毎年行っているものだ。 〇一年の第一回は十三市町。それが先月、今年の会議で二十三に増えていることを知り、驚いた。どこもブラジル人が最も多い。参加都市を見ると、群馬・栃木・長野・静岡・愛知と ...
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ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 文協大講堂で行われた「ブラジル紅白歌合戦」を初めて取材したが、開会式直後にもかかわらず、満席近い人たちで埋め尽くされているのに驚いた。 二階席にはこどものその、希望の家、憩の園の福祉三団体の入居者たちを無料で招き、食事からお土産まで用意して歓迎している。 この活動は第一回の開催から今 ...
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ニッケイ新聞 2007年12月1日付け 四百八十万枚――。来年三月に発行される日伯交流年及び移民百周年記念硬貨の発行枚数だ。財務省から先月、正式に発表された。 これは多いのか、少ないのか。調べてみると同記念硬貨と同じ額面五百円でニッケル黄銅製だった硬貨は三種類あった。 ひとつは〇二年の日韓Wカップ記念硬貨で計三千万枚。続い ...
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ニッケイ新聞 2007年11月30日付け かつて日系社会のトップの訪日には、大いに期待したものらしいが、二年続けて「表敬訪問」した上原幸啓氏への批判はない。コロニアは「諦観の時代」に入った。 さて。機能不全に陥っている百周年協会事務局はさておき、幹部らも当初掲げていた「透明性」をきれいサッパリ忘れてしまったようだ。 上原理 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月29日付け 先日バンカで見かけた雑誌『メイド・イン・ジャパン』。日本に関することがポルトガル語で書かれていたので少々気になって購入してみた。今月号の特集は悠仁親王についてだった。ご生誕から約一年が過ぎたために今回特集を組んだものだろう。 ページを捲っていて一番興味を惹かれたのは、日本人の若者のフ ...
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ニッケイ新聞 2007年11月28日付け 文協七十五周年の取材でヴァルゼン・グランデを訪れた。市内を通る街道の車線拡張が終わり、以前と風景ががらりと変わっているのに驚いた。 三七年の入植当時「山ばかりだった」と振り返るのは、功労者表彰を受けた樋口直人さん。同地で生れ育ち、今も暮らす古川渉さん(75)は「当時の小学校は日系人ば ...
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ニッケイ新聞 2007年11月27日付け 玉城流扇寿会、小波流きからじ結い研究所が共催したおさらい会「島想てぃ遊ば」が、二十五日午後四時、沖縄県人会館で開幕した。約二時間半の公演で六百人以上を動員した。 おさらい会では今まで知る機会があまりなかった、沖縄独特の髪型(結い)を実演した。 あまり知られていないことだが、琉球舞踊 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月24日付け 本当に偉い人ってそんな人じゃないですか?―。そう援協関係者に言わしめるのは、毎月二千レアルを援協傘下施設のスザノ・イッペランジャホームに寄附し続けている中村マリーナさん。 話では六年以上も前から、援協に世話になったお礼に、と毎月欠かさず寄附をしているそうで、これまでの寄付金を積み重ね ...
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