ニッケイ新聞 2007年11月23日付け 最近、日本人の子供に会った。目線を合わせ挨拶したが、ものの見事に無視された。 知らない人と話さないよう親から言われているのか、恥ずかしがりやなのか。記者の人相が悪いせいかも知れない。 躾云々はさておき、概して人懐こく、大人に物怖じしないブラジルの子供に慣れたせいか、少々淋しく感じた ...
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ニッケイ新聞 2007年11月22日付け 昨年十二月から始まって毎月行われている宮城県人会の青葉祭りが今回で一年を迎えた。また、毎週金曜日の夜に同県人会館で行われているビアガーデンも同様に一年を迎えることになった。 この一年間、青葉祭りで用意された献立は、イカのポッポ焼き、冷やし中華、カレー味の焼き鳥、牛タンギョウザ、秋刀魚 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月20日付け 「その企画が百周年事業に値するか!」。老ク連の代表者会議で、マイクを握り締め立ち上がって熱弁をふるう役員。 「てっきり本部センターの上にドーンと下宿所を作る計画かと思ったから賛同したが、二階部分を改修するだけなら年間予算でできるだろう。わざわざ〃百周年事業〃といわんでいい!」。 百 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月17日付け 今日付けの社会面でも報じたが、サンパウロ州ボツカツ市に暮らす具志堅金城カルメさんは、沖縄県人笠戸丸移民の娘で、本日十七日に九十八歳の誕生日を迎える日系二世だ。 カルメさんに日本国籍はない。日本を訪れたことはないが、NHKを通して日本の歌などを聞くのが日々の楽しみだそうだ。百歳前だが肌 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月15日付け モジ・ダス・クルーゼス市最古の移住地コクエーラで行われたふるさと祭り。毎年地元の人たちが集まって楽しみながら行っている。同祭り以外にも、運動会、すき焼き会、敬老会、忘年会、親睦会、新年祝賀会などのイベントを毎年欠かさず行っている。 祭りは約半年前から準備をはじめ、会員の約半分にあたる ...
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ニッケイ新聞 2007年11月14日付け 最近、続けてサンパウロ市近郊の文協を訪れた。 いずれも長い歴史のある団体。訪ねた行事は異なっても、会員皆で取り組む姿はどこも同じだ。 そんな会の一つで、先日、創立五十五周年を祝う演芸会が開かれた。戦中、戦後に他所から移ってきた人が作った会。進行は今も日本語だった。 会場に張られた ...
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ニッケイ新聞 2007年11月13日付け なぜ日本語を勉強するか―。全伯スピーチコンテストで、非日系の三人が学習当初には「日系じゃないのにどうして」「勉強してどうなるの」と周囲から奇異の目があったと、振り返った。 「好きだから」がその答えだが、日本語を学ぶ動機は昔とは変わった。「日系だから」が少数になる時は来るだろうし、現に ...
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ニッケイ新聞 2007年11月10日付け 昨年十二月に静岡県であったブラジル籍男性による母子三人殺害事件。被害者は派遣社員のブラジル人女性とその息子二人。凶悪事件として日本のメディアも一斉に報じた。 そんな事件の容疑者が、現在もブラジル内で身をくらましているとみられる。事件発覚前に帰伯するという計画的な犯行内容に、この容疑が ...
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ニッケイ新聞 2007年11月09日付け 百周年協会の広報や対応の悪さは、―暖簾に腕押しなので―いまさら指摘するつもりもないが、情報管理となれば問題は別だろう。 内部資料と思われるメールが同協会から、広報として送られてきた。 後日、「このメールは無視してください」とポ語と何故か英語で但し書きをつけ、同じ資料が再送された。分 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月08日付け ブラジル太鼓協会が来年の移民百周年記念式典で計画している千人太鼓。サンボードロモで約六百人を集めての練習が三日に行われた。どこまで本番に近づくかと期待に胸を躍らせながら取材へ。 ところが、期待どおりにはいかなかった。演奏開始時刻は遅れる、演奏は合わない、一番難しい入退場の練習は行なえ ...
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