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オーリャ!

県人会活発化に一工夫を

 パラグアイ日系人移住80周年記念式典にあわせて、日本から多くの都道府県の慶祝団一行がブラジルに足を運び、各県人会と親睦を深めた。式典で居合わせた関係者の間で「研修制度をよりよいものにしよう」と意見が一致し、日本側で課題を共有していこうといった話も出たという。  高知県の武石県議会議長は、「世代交代が進むにつれて、純粋な母県への ...

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素直にリオ五輪の合格点を喜びたい心境

 18日に無事パラリンピック閉会式が終わり、一大イベントが幕を下ろした。五輪準備期間から今まで、伯字紙の紙面などには多くの関連ニュースが掲載された。終わった後は「大会前の心配は杞憂に終わった。おおむね良い」という感想が多かった。「欧米メディアも結局は合格点をつけた」と当地では報じられている。  ただし当地にいるからこそ、良い評価 ...

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コロニア相撲で起きたちょっとした揉め事

 7月の全伯相撲大会の試合前に、ちょっとした揉め事が起きた。代表者が当日朝、大会ルールを調整するのだが、「聖南西の参加選手が多すぎる。複数チームにしてくれ」との要望が出た。  選手を多く抱える地域は、自然と強い力士も多いだろう。それが一チームとして争ったら、人数の少ない地域のチームとは、戦う前から勝敗が決まっているも同然。それな ...

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オーリャ!

 「過去最大にして最良の選手団」というブラジルパラリンピック選手団。金メダル獲得数が二桁に達し、現在5位。一方、日本は金メダル数がゼロで、過去最大の選手団を送ったわりには順位が低く、「障害者支援が不足しているから」との批判の声を聞く。  パラ視察のために現地を訪れた上智大学外国語学部の子安昭子教授も、「ブラジルでは身体障害者のた ...

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景気の潮目を読んで、次の一手を

 朝の通勤時間にリベルダーデ大通りで露店を開く人が増え続ける感じを受ける。「活気がある」印象もあるが、失業者が増えて懸命に露天商で食いつなぐ人が増えたという意味で不安も感じさせる。経済の好転を待ち、工夫をしながら耐え忍んでいるように見える。  先日、ブラジル日本商工会議所の会頭交代の会見を開いた松永愛一郎新会頭は、「ブラジル経済 ...

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リオで車両強盗の現場に遭遇!

 日系人作家協会に同行し訪れたリオの街。一行が滞在するホテルのまん前で偶然、車両強盗の現場に遭遇した。総領事館もあるフラメンゴ区で、地下鉄からも近く、しかも真っ昼間だった…。  数日前には五輪が終了したばかり。「大きな問題もなく無事に終わったなぁ」とリオを見直したのもつかの間、目の前で起きた事件に一気に青ざめた。  そこで、五輪 ...

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パウリスタ大通りの二つの顔

 日曜日午後、パウリスタ大通りの二つの顔を見た。午後2時頃パラリンピックの聖火リレーが通ったとき、平和そうに手を振り写真を撮る人々と、警備をする軍警の長い列を見た。  3時間後、サンパウロ美術館(MASP)前に赤色の服を着た人々が集り、反テメル大統領デモが始まった。デモ参加者は地下鉄を降りた瞬間に叫び歌い始め、駅構内まで抗議集会 ...

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ジャパンハウスが優先するのは「ブラジルが見たいもの」か「日本が見せたいもの」か

 五輪閉会式での〃安倍マリオ〃は当国で反響が大きい。と同時に「あのポップさを、なぜリオのジャパンハウス(JH)でも出せなかったのか」という疑問が浮かぶ。  大きな予算を割いて文化発信を行なったJH。その意義は大きいが費用対効果はどうか。ブラジルマスコミに注目されることはほぼ無かった。「カリオカが知りたい日本」をもっと掴んでいれば ...

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ブラジル人が日伯学園に子供を通わせるワケ

 スザノ日伯学園は、衰退する日系団体の生き残りをかけ、既にある運動設備を学校として再活性化を図ったのが始まり。現在では生徒数500人、名門私立学校として地位を固めるまでに。  注目すべきは日本語を学ぶ生徒数の多さだ。午前中にブラジル式の義務教育を終えた後、午後は選択制の授業。全校で非日系人が60%を越えるなか、半数以上が日本語を ...

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ポケモンGOに熱中するブラジル人

 休日にイビラプエラ公園に行った。いつも通り多くの人で賑わっていたが、半数がスマートフォンをいじっていた。画面に集中しながら横の友人と盛り上がり、器用に人を避けつつうろうろ歩く。ほとんどの人が「ポケモンGO」というゲームをしている。  特に人が多かったのは美術館付近。無料で通信が出来るwifiがあるからだ。暑い日差しの下、画面を ...

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