2007年6月1日付け 二十八日に自殺した松岡利勝農務大臣。今月初旬にブラジルを訪問、ホンダのフレックス車工場視察、熊本県人会、日系団体関係者と懇談した。 不思議に思った。今年三月に訪日したピント前農相は、松岡農相とエタノール問題について懇談している。 来伯の折、ステファネス現農相はリベロン・プレット市で開催された南米最大 ...
続きを読む »オーリャ!
コラム オーリャ!
2007年5月31日付け 誰もが心を弾ませ、子供から大人まで楽しめる運動会。家族総出で参加して、熱狂と歓喜の渦に巻き込む。 日本では定番になってはいるが発祥地はイギリスだと伝えられている。 日本で初めて行われたのは一八七四年、海軍兵学校でイギリス人教師により開かれた。普及の切っ掛けになったのは、一八七八年に札幌農学校で行わ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月30日付け 七月に予定されている参院選まで、あと二カ月に迫った。初めて選挙区への投票が可能になった今選挙。サンパウロ市では三回目の公館投票だ。「今回は行ってみようか」、そう考えている人は意外と多いかもしれない。 日本では登録者の少なさ(在外有権者の約一二%)を指摘する報道もある。でも世界のどこにバスを仕立てて投 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月29日付け 「お金取ってるなんて知らなかったのよ」。老ク連に勤める宇野妙子JICAシニアボランティアは昨年からこの三月ごろまでの半年間、宮城県人会の依頼により折り紙教室を開いていたが、「お茶もでないし、お菓子もでない。宇野さんは謝礼ももらわないんだから、ずっと無料だと思ってやっていたのよ。ビックリでしょ」との話が ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月26日付け 毎月恒例のある大会で、朝から会場にいるスタッフは、慌しく準備に取りかかっている。会場には、電子ゲーム、カラオケなどが設置され、優秀な成績をおさめた人には、トロフィーや賞状が授与される。だが、開会の時間になっても、朝早いせいか、参加者は少ない。主催者は「昼頃から大勢集まりだすよ」と先を予想。 時間が経 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月25日付け 来月十一日、文協五十年史の刊行記念会が行なわれる。四十年史同様、田中慎二氏が執筆、編集を行なっており、目玉は各世代に分かれた座談会だという。 三十レアルで販売されるのだが、四十年史もおまけでつく。というのも大量にあまっているらしい。 かつて古本市で販売したことがあるのだが、全く売れなかったという。 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月24日付け いつまでも忘れることができないお袋の味。それは何年経とうとも薄れることのないものだ。 以前、取材後に一緒に食事をする機会を頂き、日本食を食べることとなった。 メニューを一通り見終わると初めから決めていたようにカツ丼が入ったセットを注文。 何故なのかと疑問を抱いていると自分から話してくれた。「もう ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月22日付け 週末、盛況に行われた文化祭り。その盛り上がりを裏で支えていた百人以上のボランティアを中心となってまとめていたのが、青年文協のメンバーだ。 彼らは端午の節句にはイビラプエラ公園の日本館で、また日本祭りや希望の家のバザーでも活躍している。依頼があれば喜んで〃楽しみに〃働きにいくといったところ。 そのメ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月19日付け あるイベントで歌謡祭があった。参加者は、パラナ州から約九時間かけて駆けつけた人など、この日のためにと練習を積み重ねてきた人が数多くいる。 会場で聞いていると、とても華麗な歌声を発している。プログラムと舞台を交互にみていた。途中、参加者の一人が舞台に向かい、さあ歌おう、と準備していると、本人が歌う曲と ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年5月18日付け 来年百周年を迎えるにあたり、様々な歴史検証の必要性が取り沙汰されている。 ブラジル日本移民史料館は来月、大武和三郎、隈部三郎らに焦点をあて、「笠戸丸以前の渡航者たち」と題し、特別企画展を開く。 日本移民神代の時代といえば、一八〇三年にサンタ・カタリーナに漂着した陸奥人四人。彼らの経験は仙台藩主の命 ...
続きを読む »