2007年4月3日付け 日本語センターは、教師らの本邦研修廃止を含めた見直し案反対の署名活動を続けている。手紙で電話で説明、一千以上の団体に協力を訴えた。 「南米の日本語教育はアジアやヨーロッパでやっているのとは違う。南米で日本語を支えているのは日系なんです。教師らに従来のような研修をしてくれるところが他にあるか」とセンター ...
続きを読む »オーリャ!
コラム オーリャ!
2007年3月31日付け 「先が見えないんだから、誰がやっても同じ!」。先日、ノロエステ日本文化教育普及会の総会が行われたが、会の会長選出に際して、こんな言葉が会場から飛び出した。 「一年間だけ」、そういって昨年会長に就任した白石一資さんはノロエステ連合文協の会長も兼ねている。「職をまわすのではなく、人を選んで会の活性化を目 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月30日付け 明日、文協評議員百人が選出される。加えて六人の永年評議員が文協運営の大きな実権を握ることになる。 それはさておき、注目されるのは、約一カ月後の来月二十八日に行われる第一回評議員会での理事会選挙だ。 選挙十日前の十八日までに会長、七副会長、専任、財務両理事の計十人で構成される理事会のシャッパを提出す ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月29日付け 「悲しくはない。森口さんの就任を望んでいました」。会長続投を以前から公言していた援協前会長の酒井清一氏は、二十六日の役員選挙の直後、自身の言葉と裏腹にこう残念そうに話した。 今回の役付き理事の選出は、同協会史上初の複数シャッパによる選挙で実施され、二世の森口イナシオ理事が会長に就任した。現職役員の維 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月28日付け 山口県人会が会館の新築計画を打ち出した。まだ叩き台の段階だが、新築の話は久しぶり。「将来のため」と語る会長の言葉に熱意を感じた。 山口の会館といえば、四十七都道府県人会の中で最も〃風格〃を感じさせる建物。関係者によれば、百五十年ほど前の建築で、サンパウロ市長の娘の別邸として使われていたという。高い天 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月27日付け 聖東地区のある文協が、四十七年の歴史に幕をおろし、会館(敷地50×10メートル)を処分することを役員会で申し合わせた。 ところが、福祉団体にそっくり物件を寄贈してしまうか、お金にかえてから複数の団体に寄付したらいいのか、まだ意見がまとまっていない。さらに〃自分たちの歴史がつまった結晶〃の寄贈を受けた ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月24日付け トイレは文明のバロメーターだという言い方がある。主として、水洗式であるか、まだ汲み取り式であるか、をいっている。後者だと文明開化度が低いというのだろう。 日本の水洗化率はざっと八〇%。ブラジルにつての確かな数字は知らない。都市部については、同等かそれ以上だろう。ブラジル人は一般に我が家の清掃はよくす ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月23日付け 評議員選挙を約一週間後に控え、現体制支援グループ(GAS)、戦後移民を中心とする「しんせいきのかい」は、それぞれ集会を開くなど表立った活動を開始。 一方、理事会選挙への出馬をほぼ表明しながらも「三十一日がスタート」と沈黙を守る小川彰夫氏。また、文協から会員名簿(百三レアル)を購入した横田パウロ氏の動 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月22日付け 日本で働きませんか?――。サンパウロ市リベルダーデ駅前の広場を通ると、赤い半被を着たブラジル人女性によくこう声を掛けられる。彼女たちは派遣会社からデカセギ斡旋会社に雇われた勧誘員だ。 最近は人数が減ったが、今年一月ごろは二十人近い勧誘員が熱心に〃日系顔〃を探していた。 彼女たちは最低給料で働いてい ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月21日付け 年配の戦後移住者から時折、戦後のリベルダーデでの戦前二世と新来青年との〃葛藤〃の話を聞くことがある。 喧嘩あり、または二世グループが主催するフェスタに入れてもらえなかったり等々、今聞けば何やら微笑ましい。 かつての青年たちも今では還暦、古希。リベルダーデが日本人街として伸びゆく、まさにその時代を生 ...
続きを読む »