2007年2月1日付け 先日、サンパウロ日本人学校は職場体験学習を行った。ニッケイ新聞では中学生二人が実習。このほどその二人から手紙が届き、自発的に考える姿勢を学んだとあった。 同校の生徒の多くはサンパウロ市の一等地から通学バスで学校に通う。その他の移動の基本はタクシー。在伯数年の二人でも市バスに乗ったことはない。 これら ...
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2007年1月31日付け 「私は過去の人だから」―。先日訪れた「やまとクラブ」六十周年食事会の席で話した、古参の進出企業関係者の言葉が耳に残った。 かつてコロニア人士が親睦を深めた同クラブ。多くの人が亡くなったとはいえ、戦後のブラジル、日系社会と深い関わりを持ち続けた人の集いであることに変わりはない。日系団体を代表する人たち ...
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2007年1月30日付け 県人会が廃れたらこうなるのだろうか? なんて、良からぬ未来を想像してしまった拓大学友会ブラジル連合会の総会。 「会員が減っていく」とか「会館の維持が難しい」「新会員が来ない」なんて言葉が共通しているように思う。「大学側がもっと関心を持ってくれれば」なんてのも、大学を〃母県〃に替えればそのまんまだ。 ...
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2007年1月27日付け さすが今年は亥年! 伝統の「いのしし会」新年会には、年男、年女、百五十人以上が集まり、例年よりもはるかに多かった。 亥年生まれの人の性格には、「冒険心が旺盛で協調性やリーダーシップがある」と聞いた。 会場を見ると、「なるほどな」と納得させられるばかり。 元サンパウロ州議など政治関係者、企業関係 ...
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2007年1月25日付け 「仕方ないさ。相手がブラジル銀行じゃ勝ち目はないよ」―。「海鮮」など多数の日系商店が入っているサンパウロ市リベルダーデ地区の遠藤ビル。 大手銀行が同ビルに移るために、今年三月までの立ち退きが決まった各商店の主人に感想を尋ねると、こう返ってきた。 現在、同ビルの商店はそれぞれで新居を探している。話に ...
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2007年1月24日付け 日本の地方紙で先日、戦後満州から引き揚げる際に持ち込めなかった貯金通帳が、六十年ぶりに娘に返還されたという記事を見た。持込制限を超えていたため税関で保管されていたものだ。 金額は三千四百円。既に価値はない。それでも受け取った女性は「父親の筆跡がなつかしい」と話していたという。 記事を読み、ブラジル ...
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2007年1月23日付け 「日系や日本文化に関わるには日本語ができないと、と考えられてきた面があるけど、最近は、日本語ができなくても入っていけるようになった。流れが変わった」とマリンガ日伯寺の佐々木良法住職。太鼓が一気に普及した理由はそこにあるという。 それはそれで、とっつきやすくなったのならいいことだろう。でも、と同時にそ ...
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2007年1月20日付け 様々な日伯交流イベントを企画実施した秋葉なつみさんが、サンパウロ市の自宅アパートで亡くなっているのが見つかり、個人的にも大ショックだった。惜しむ声も多い。 十八日に友人によって発見されるまで、一週間放置されていたことになる。死因は現在、警察が調査中。現場検証に同行した日系人によれば、愛猫が怯えてベッ ...
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2007年1月19日付け 先日、スザノ市で行われたブラジル修養団主催の林間学校を取材した時のこと。 気をつけ!礼!「お願いします」――。 二泊三日の合宿中に予定される講習会は、講師に対して礼儀正しくあいさつから始まり、「ありがとうございました」のあいさつで終わる。 食前・食後も同じく、食器片付け、洗浄、掃除も自分たちが割 ...
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2007年1月18日付け 先日、ビアジャンテ(行商)倶楽部の新年会に参加した。八十歳超の参加者たち。今年は十人が集まった。「やけに少なくなったな。みんな死んじまっちまうからな」。挨拶がてらの言葉も豪快に交わしあう。 「死ぬまで生きるってな考えが大事さ」―。戦中期から戦後にかけてビアジャンテとして働いた参加者の一人、川村久加須 ...
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