2006年12月27日付け 県連に〃怪文書〃が飛び交っている?!―。といっては大げさだが、それでも二件続いた。 一つは、二十三日付けで伝えた、州保安局を装った、強盗が利用するとした絵記号の解説文。 もう一つ、先週の代表者会議で明らかにされたところでは、来年の上旬に県連フェスティバルとは別の日本文化イベントを実施する旨の文書 ...
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2006年12月23日付け 「長生きすれば恥多し」――。 サンパウロ総領事公邸での叙勲伝達式でもアリアンサでの祝賀会でも、秋の叙勲で旭日単光章を受章した新津英三さんの謙虚さが目立った。 「とにかく輪湖俊午郎さん(アリアンサで移住地建設を努めた)と岩波菊治さん(ブラジル歌壇の先駆者)の業績を忘れては困る」とアリアンサで功績が ...
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2006年12月22日付け なぜアルモニア学生寮がサンパウロ市を離れたサンベルナルド市に建てられたか、疑問に思っていた。 『ブラジル力行会全史』(林寿雄著)の記述をみて納得した。都塵から離れた環境で共同生活によって友情をつちかい、お互いに切磋琢磨して人格を作る場所として場所が選定された、という。キリスト教と縁の深い力行会らし ...
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2006年12月21日付け 毎年恒例の年末助け合い運動の一環として、コロニアでも数多くの日系団体が、福祉施設に寄付活動をおこなっている。 先日も仏教連合会が五施設に米を、老ク連も一万六千レアル余もの額を日系の各福祉団体に寄付したばかりだ。個人でも、煙草代を節約してこつこつ貯めた小銭を寄付する奇特な人もいる。 戦後間もないこ ...
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2006年12月20日付け 移住地の思い出を聞かせてください――本紙新年号に向けた編集部からの呼びかけに、多くの反応をいただいた。 日々の取材の中で、いろいろな人から、昔暮らした移住地の思い出話を聞く機会がある。世界地図の一部に過ぎないブラジルの、さらに小さな点のような移住地。今も続く所、町となり当時の面影が消えた所、すでに ...
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2006年12月19日付け サンパウロ州ボツカツに健在の田村豊秋さん。バタテイロで、コチア青年のパトロンを引き受けていた。七〇年から七五年にかけて、バタタ最優秀生産者として表彰された第一人者でもある。 「セラード開発にも一番のり。青年三人と一緒に入ったよ」と懐かしそう。「小麦、大豆、とうもろこし。サンパウロでできなかった穀物 ...
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2006年12月16日付け 先日、憩の園の入園者が「ここは、ゆっくり散歩できる場所もあるし、すごく居心地が良いんだよ」と笑顔で話し掛けてきた。 聞けば、以前同園を訪れた際に大変気に入り、後、入園できるよう子供たちに自ら頼んだという。 同園の方針は、「本人の意思確認」が重要視されるようだが、日本ではどうだろう……。 近年、 ...
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2006年12月15日付け 日系人をねらういわゆる「振り込め詐欺」がまだ続いているようだ。 在聖総領事館の安全対策情報によれば、先頃ある在伯邦人に対し、日本にいる息子が過ちを犯し賠償金が必要と、息子の友人を名乗る者から電話で現金を請求される事件が発生した。その後総領事館職員を名乗る者から支払いを促す電話があるなど手の込んだ内 ...
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2006年12月14日付け 「私はあなたの息子達を鞭で叩く。あなた方は代わりに私を鞭で叩きなさい」――。十日におこなわれた西村農工学校の卒業式。九十六歳を迎えたばかりの西村俊治代表は壇上で、ある話を語りだした。 以前、三人の寄宿生が夜中にこっそりと集まり、〃いかがわしい〃映画を鑑賞。それを見つけた西村さんは母親たちを呼んだ。 ...
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2006年12月13日付け 米下院で先日、太平洋戦争中の日系人強制収容施設を修復、保存する法案が可決された。世界で日本人が敵国人になるきっかけとなった真珠湾攻撃。旧サントス日語校の返還署名式が行われたのは、奇しくもその記念日の翌日だった。 サントス地域からの強制立退きの日、学校から帰宅した子供たちは親からその事実を知らされ、 ...
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