オーリャ!

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     「ジャポネース」、街で見知らぬ人からそう呼ばれることがある。ドイツ系らしき人を「アレマン」と呼ぶのも聞く。  民族名?で呼ぶのは、移民国家のブラジルならではかもしれない。でも、それが行き過ぎることも

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     日本語の話せない方から「ポルタの日本語は?」と質問を受けることがあるが、「ドアです」と答えると、「英語ではなくて日本語が知りたい」という。言われて初めて外来語であったことに気付き恥ずかしくなることが

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     透明性、民主性――。今月末、二期目を迎える百周年協会・上原幸啓理事長の挨拶をいつも聞いている記者の耳にはタコが出来た。  ある理事会で理事長を中心とした協会幹部は、副理事長団体の代表者が求める会員名

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     ペンと眼鏡、それに邦字紙。故・中隅哲郎氏(人文研元理事、旧日本語普及センター元副理事長)の遺影の前に、必ず供えられている品物だ。  「あの世にいっても、文章を書き続けてほしい」。そんな遺族の思いが込

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     同船者会。数十日間同じ船に乗りあわせた人たちが、四十数年経った今も集う。不思議な集まりだと思う。  「今の若い人たちに分るかなあ」、先日訪れたあめりか丸の同船者会で、出席者の男性が話していた。  「

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     県連新会長が決まった。二十八対十九。「大差」という人もいたが、個人的には五人ほどの差でしかないと思う。  松尾陣営ではすでに、選挙前から県連各部門の担当者の検討を進めていたようだ。準備の差というべき

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     「樹の会とは何なのか?」という声を時折聞く。国士舘でのイベントや「百周年の残り日数タワー」の建設を予定しつつも文協側との接触はない。疑問も分かる。  真の目的は「百周年協会選挙」と断じた同協会執行部

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     中曽根康弘、坂本龍一、ラモス瑠偉に共通するものは? この三人、もちろんブラジルには縁が深い。いずれも、リオ・ブランコ勲章の受章者だ。ほかにも、日本人の名が出てくる。  外交に多大な功績があった者に対

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     サンパウロ市に着いて、三日目。リベルターデ広場に出かけた。「安全」な国と有名な日本から初めてブラジルに来た。私がここでの新たな暮らしに抱いた心境は、単に「見知らぬ土地に住む」という以上の不安でいっぱ

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     ポルトアレグレの南日伯援護協会の会報「援協ニュース」(日本語の部)は、現在、A4の用紙二枚(四ページ)をホッチキスで綴じて発行している。近着号で編集者がボヤいた。「いつも何となく読んでいた援協ニュー

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