オーリャ!
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コラム オーリャ!
「さくら」の美しいハーモニーにぞくっとして、歌っている子供たちの顔を見てみるとほとんどが非日系。一九六八年に始まったエコー児童合唱団だ。 「始めてから十年くらいは駐在員の子や二世ばかりだった」と創
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コラム オーリャ!
無理だけど、欲しいな。そう思う絵がいくつかある。著名なブラジル人画家が日本人を描いたやつなんてのもいい。 マルファティの「黄色い男性」は美術史に残るし、ギグナルには浴衣姿、黒髪の「日本人の少女」と
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コラム オーリャ!
「ブラジルに来るのは初めて」。最近この言葉をよく耳にする。 劇団・維新派がサントスでの公演をするため先ごろ初来伯した。松本雄吉監督が「ほとんどの作品に移民の姿を描いている」と言うように、今までの作
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コラム オーリャ!
〇三年に放映されたNHKドラマ「武蔵」の第一回放送分が映画「七人の侍」に酷似しているとして、故黒沢明監督の遺族が著作権侵害として訴えたことがある。 結局、訴訟は退けられたが、日本で認識が薄いとされ
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コラム オーリャ!
先月末ごろ、サンパウロ市近郊のある工業都市で日系家庭が強盗に襲われた。幸いなことにケガはなかったが、現金と家電品を奪われたという。 犯人グループの一人は、米倉さん一家殺害事件の片割れだと名乗ったと
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コラム オーリャ!
日蓮が亡くなったときは秋だった。なのに、春の花が空から降って来たという。ガルシア・マルケスの小説の一場面ようだ。一二八二年の十月十三日のことである。 その命日を控え、サンパウロ市の法華経寺で法要が
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コラム オーリャ!
NHK開局八十周年記念ドラマ『ハルとナツ~届かなかった手紙~』はなかなか好評だったようだ。『おしん』と似ているという人も大勢いたが、先ごろ公開されたP『ガイジン2』と比べると「幾分良い、満点!」とい
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コラム オーリャ!
三日に行われた上原幸啓文協会長の帰国記者会見。開口一番、「目的は表敬訪問。詳細は何も話して来ませんでした」との発言には面食らった。 二年前の訪日も、謙遜を吐き違えたか「私は一期で辞めます」と方々で
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コラム オーリャ!
毎月数千万レアル──。日伯友好病院の毎月の支出を知ったら、一般の人は首を傾げるだろうか。もっとも、収入も大きいので赤字にはなっていないが、援協理事の中には額を問題視する声も上がっている。 当の病院
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コラム オーリャ!
サンパウロを少し離れた場所へ行くと、本紙購読者から「何日遅れます」「日付が前後します」という配達に関する報告やお叱りをよく受ける。その都度、会社の担当者に報告し改善をお願いしている。 サンパウロか