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オーリャ!

日本語学習を次世代へ

 先日、ブラジル日本会議の懇親会を取材に行ったところ、「一世高齢化や人口減少によって、次世代にどう日本の心を繋げていくか」といった危機感がひしひしと伝わってきた。とりわけ、日本語世界は消滅しつつあると危惧している。 日本の心を学ぶには、日本語を習得することが本来であれば一番だ。日本語でなければ感じ取ることのできない繊細な味わいや ...

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「自分は仏教徒じゃないから」と仏壇を処分する子孫

 僧侶でもあるコラム子が当地に来て驚いたのは、先祖から受け継いだ仏壇を処分する人が多数いること。西本願寺の僧侶に聞いたところ、「先祖は仏教徒だったが自分は違うから」といって、仏壇処理の相談に来る人がよくいるという。 移民にとって心の拠り所となった伝統仏教。だが、日系人が世代交代するにつれ、信徒数が漸減し衰退する宗派も出てきており ...

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オーリャ!

 最近の文協評議員会は、盛り上がりに欠ける。率直な個人の感想だ。先月の会合は報告事項のみで、それに対する反応はゼロ。発言としては、熊本地震への義援金についてと訃報などの連絡事項だけだった。 昨年度は12万レほどの赤字だった。それに対し、危機感を持った意見が出るような場面もなかった。ただ単に関心が薄くなったからだろうか。皆が発言し ...

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メール時代だからこそ絵手紙の温かさを

 先日、サンパウロ絵手紙友の会の生徒が、広島県安芸郡熊野町で開かれた絵手紙コンクールの受賞報告に来社した。一枚の手紙から、心のこもった温かな情感が伝わってくる。 情報技術の発達や慣習の変化などによって、日本では人間関係が希薄化し、手紙を出すことはかなり希になった。年賀状発行部数も2003年をピークに減少傾向にあり、社交辞令上出し ...

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ブラジル政治運命の日に

 「暫定政権発足が確実視されている、テーメル副大統領は…」。こんな書き出しの翻訳記事を仕上げていた9日昼ごろ、大事件が起こった。下院議長の座を追われていたクーニャ氏の代理である副下院議長が突然「4・17下院罷免投票は無効」と宣言したのだ。 ブラジリアは大騒ぎ、上院議長も「無効は無効」と宣言したり、大統領派は最高裁に「無効は有効」 ...

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オーリャ!

 製造業に従事している熊本の友人から「こちらの企業も仕事を再開しはじめた」という連絡をもらった。余震が少なくなってきて、県内のパナソニック工場などが操業を始めた。一時は18万人を超えた避難所の人数も2万人以下に減った。 今後、復興が進んでいるというニュースが増えるだろうが、「熊本はもう大丈夫」と視聴者が思い込んでしまう危険性も潜 ...

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上々ラーメンは今が食べ頃?

 「部下1人をしばらく残し、私は適宜、確認に訪れたいと思います」。上々ラーメンの商品開発に尽力した日本のプロが帰国前にそう語ったとき、真っ先に不安が頭をよぎった。 開発したラーメンはまさに〃上々〃の出来栄え。店は4日、無事営業を始めた。まったくラーメンを知らないブラジル人を雇用し、麺の作り方を一から教えた。 ただ従業員に任せっき ...

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ほぼ同時の8月5日五輪開幕と6日の平和式典

 オリンピックは平和の祭典と呼ばれる。古代オリンピックでは開催中の戦争が禁じられていたためだ。リオ五輪は8月5日の午後6時開幕となるが、ほぼ時を同じくした日本時間6日午前8時から、広島では平和記念式典が開催される。 今年は「核なき世界」を訴えてノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領が、米大統領として初めて参列が検討されている。実現 ...

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オーリャ!

 取材先で記者が熊本県出身だと分かると、みな「地元は大丈夫ですか」と声をかけてくれる。多くの人が「もしかしたら熊本出身者が身内の被災に心を痛めているのではないか」と気にしてくれていると感じる。実際、移住者が最も多い県だけに親戚が被災した人もかなりいるだろう。 災害が起きた時、ニュースで詳しい情報を知ることができる。しかし家族、友 ...

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レールパス交換時に本紙も持参しては

 重国籍者でもJRレールパスが使えることが、海外日系人協会の調査により、最近になって分かった。2011年に対象外宣告されたが、規定では、14年には使えるよう変更されていたというから驚きだ。 昨年娘が訪日したという移住者から電話があり、「使えないとばかり思っていたから損した気分」と嘆き節。解禁の知らせがなかったから余計腑に落ちない ...

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