オーリャ!

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     取材先で日系人の中学生に出会った。彼女は「日本語勉強したくない。日本へも行きたくない」ときっぱり。てっきり日系人というくらいだから日本語に興味があるものとばかり思っていた。  それからいろいろな人に

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     パラナ日文連の沼田信一さんが、日本移民の開いた植民地を調査したことがあった。数年前のことだ。その数二千、開いた土地は百万アルケールに達するのではないか、沼田さんは当時そんなふうに記者に語った。  ア

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     新学期が今週から、始まった。学生が町に戻ってきて、少しほっとしている。自宅アパート近くのタグア通りは、冬休み中、閑散としていたからだ。  フォーリャ紙に先日、地下鉄サンジョアキン駅が、最も学生に利用

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     「唱歌離れが進んでいて、以前は五十人あった参加者も今は十五人」。先週末行われた歌謡唱歌コンクールで北川彰久音協会長はつぶやいた。「一人になっても続けたい」。  カラオケ人気がますます高まる中で、童謡

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     式次第を手にしたとき、一抹の不安がよぎった。先週末の香川県人会創立五十周年式典。「難所」は十人を数える来賓あいさつだと思った。  県人移住者の歴史や、県の現状、あるいは最近の日伯関係について。壊れた

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     「写真取る時くらい帽子を取りなさい。みっともない」。某取材先での一コマ。一世のお爺ちゃんが日本から来たばかりの若者に注意した。するとその若者は「うるさいなぁ」と言わんばかりの顔をした。  日本では若

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     ミラカツーに一九三七年に入植、文協の会長を約四十年、市議会議員も務めた長田栄治さん(87)に話を聞いた。  同地での戦前コロニアを知る数少ない一人だ。一昨日何を食べたか忘れるオーリャ子。半世紀以上前

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     「今年から、弁当を頼むことになりました」。ブラガンサ・パウリスタ連合日本人会主催の運動会が二十四日にあった。関係者は、切なそうに語った。昨年までは婦人会が昼食を調理していた。高齢化のため、続けられな

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     ミランドーポリス市の弓場農場には旅行者や来客が常時滞在している。先日、サンパウロ市からブラジル人青少年四十人が文化交流に訪れていたのだが、そんな中で農場出身者が亡くなりミッサが行われることになった。

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     髪や鎖を吊り下げていたり、水を絶えず降らせていたこともあった。  サンパウロ市ブラジル銀行文化センターの入り口ホール。高さ三階分の吹き抜けが企画展毎に趣向を凝らした空間に変化する。 今回は大ナマケモ

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