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オーリャ!

コラム オーリャ!

 某紙によると、サッカー日本代表チームのジッコ監督は「日本人は外国人に対して冷たいと言われるが温かいのが実情だ。サッカーが熱く燃えさせたのだ」と話している。確かに。最近では三都主、闘莉王などサッカーを通しての日伯交流はさかんだ。それによってブラジルに対する日本人の印象は良くなっている。 バレーボール界では〇三年に日本国籍を取得し ...

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 全くひどいものだったな、と思う。二十一日夜に開かれたUNENの総会である。  考える委員会設立―。皆が「オッチモ!」と拍手で承認したが、本当にそう思っているのかな、という感じがした。誰も責任を取りたくないだけではないのかな、と。  ある監査役。「潰すのはフェイオだから、やり直すっていうのは」。活動も決断もせず、その非生産的な発 ...

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 雨が降ると寒くなると、よく言う。六月二十日は、冬至だった。地球の反対側の日本は夏至になるわけだが、北海道で夏時間が試験的に導入されている。  昨年から一部企業などで実施されているもの。退社時間が早まることで商店街の買い物客が増え、冷え込んだ経済を活性化出来るとの思いが込められているという。  街頭インタビューも、概ね好評。「ク ...

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 最近ゆえあって山田風太郎の『人間臨終図鑑』を耽読している。古今東西の人々の死に様を綴った本で、三巻まである。  ゆえといっても、たいしたものでない。ハゲ・腰痛の進行で老いを自覚し、また、父親となり、人生を多少本気で考えるようになったせいだ。   青春のならいで夭折に憧れたこともあった。源義経、中原中也、佐伯祐三は三十歳で絶命し ...

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 敬老の日に、家族から祖母に日々の感謝も込めてプレゼントをしたところ「まだそんな歳ではないよ」と断られたことがある。それから我が家では祖母が七十歳になるまでは「敬老の日」が素通りされたのであった。  とある敬老会を訪ねた。六十五歳から七十九歳までの会員が会費を払い、八十歳以上に記念品を贈り、食事を振る舞った。高齢者の集まりの中だ ...

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 「一年の経には、籾を植えよ、十年の経には樹を植えよ、百年の経には人を植えよ」。日本ブラジル交流協会の玉井義臣会長がよく口にする言葉だ。「日伯の架け橋となる青年の人材育成を―」故・斉藤広志さんの意志を受け継ぎ、始まった同協会のブラジルへの青年派遣制度。だが、先ごろ来年の二十六期生募集中止の知らせを耳にした。  社会経験もろくに無 ...

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 非日系の市長と弁護士が日本移民の功績を称え、慰霊碑建立へ尽力している。十六日付け本紙七面で紹介したマットン市の動きである。  三年後に控えた日本移民百周年へのオメナージェンだそうだ。  十五日付けエスタード紙では、政治、経済、教育など、分野別に日本移民特集記事が組まれ、上原幸啓文協会長や渡部和夫氏、大竹ファミリーなどが、紙面を ...

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 「まだ、仕事が見つからないんですよ」。就職活動がなかなかうまくいかないのだと、先ごろ日本から帰国し海外技術研修員がこぼしていた。  この女性は美術関係を学び、言葉もかなりうまくなった。先の見通しは、まだ立っていない様子。周囲の心配も、募っていることだろう。  帰国後の保証はない。大きなリスクを負っての日本留学、研修だ。問題は、 ...

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 バンカで一際目を引くヌードのポスターやポルノ雑誌の表紙。裸の女性の等身大看板なんかもあったりして、熱が入っている。うっかり目の前に立ってしまって気恥ずかしい思いをすることも。  「DVD付きもあるよ」自慢げに勧める店主。子供でも自由に買わせているという。バンカによっては年齢制限をしているところもあるようだ。売る売らないの前に、 ...

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 さて、どっちに行こうか。市立劇場では、バイオリンの福田百合子さんが演奏する。サンペドロ劇場の合唱公演は、宗像直美さんの指揮だ。開演時間が重なり悩んだ。  「恋人の日」のプレゼントだな。道すがら、赤い花束を携えた人々とすれちがう。これが決め手になった。草花を装飾のモチーフとしているサンペドロ劇場にしよう。  一九一七年に完成した ...

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