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オーリャ!

コラム オーリャ!

 さきごろ中国西安の大学文化祭で、日本人男子留学生三人がTシャツに赤いブラジャーをし、股間に紙コップをぶら下げ、背中に「君は見たか」という札をぶらさげ、ラップ音楽で踊ったという。  中国人学生たちが、この踊りを「見たか、この醜悪な姿が中国人だ」と受け取り、反日デモに発展、留学生三人は追放された。三人は、日本で視聴率が高いテレビ番 ...

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 先週末、奄美群島の本土復帰五十周年記念式典が奄美大島・名瀬市であり、天皇、皇后両陛下がご出席された。ブラジルでも、今年九十周年を迎えた鹿児島県人会が、奄美の復帰五十周年などを兼ねて記念誌を発刊、話題になっている。  奄美群島といえば、琉球と薩摩の文化が混在する摩訶不思議なところ。珊瑚の石垣、毒蛇ハブ、国指定天然記念物アマミノク ...

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 先週末、奄美群島の本土復帰五十周年記念式典が奄美大島・名瀬市であり、天皇、皇后両陛下がご出席された。ブラジルでも、今年九十周年を迎えた鹿児島県人会が、奄美の復帰五十周年などを兼ねて記念誌を発刊、話題になっている。  奄美群島といえば、琉球と薩摩の文化が混在する摩訶不思議なところ。珊瑚の石垣、毒蛇ハブ、国指定天然記念物アマミノク ...

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 何が一番ありがたいといって、読者の声に勝るものはない。例え苦情・批判であっても、読んでくれているからこそ。  「〃植字を含めた大組活字〃という言葉は聞いたことも見たこともありません」「記事にある日本の豊胸手術の平均費用は間違っている。実際はもっと安い」(日本の読者から)という厳しい指摘から、「記事中の電話番号にかけたけど、〃こ ...

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 十六日文協で開かれた古本市に出掛けた。移住者の読書傾向を知りたい気持ちが傍らにあった。  手に取る本は実際、日本の同世代の人たちと変わりないよう思える。ただ、日本であれば孫に買い与えるだろう「児童向け世界文学全集」の類は売れ残っていた。  一方、「農業関連の本はないですか」と販売員に尋ねる人がひとりならずいたことには感心させら ...

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 ブラジルから日本へのデカセギ、三十万人と言われて久しい。そのなかで、若くして日本に渡り、工場労働に従事した後、ヒップホップ・グループで一世を風靡しつつある日系人がいる。  ロベルト・イシカワさん(三一)率いる「天才S MCS」が独立レーベルからアルバム「ファッサ・ア・コイザ・セルタ」を初リリース。平和や愛、社会に対する批判など ...

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 ある日、日系の理髪店で散髪をしてもらっていると、男性客が入ってきた。「髪を十五分で切ってくれ」と忙しそうに頼む。「十五分じゃ無理だ。ちゃんとやるには最低三十分以上はかかる」と店長。客も店内で待つが、結局、時間がかみ合わず帰っていった。ある新聞を読むと、男性は日本からの人材派遣会社社員だった。  近年、十分千円で切る「QBハウス ...

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 日系人の間で最近、霊媒師の「ジョアン・デ・デウス」が人気を増しているそう。  本名はジョアン・テイシェイラ・デ・ファリアス。ゴイアス州カショエイラ・ダ・フマッサ出身。六十一歳。  仕立て屋の子に生まれた。両親は仕事を継がせるつもりだったが、十六歳の頃、霊感に目覚めたという。  霊的手術を行う。「半身不随だった人の腕が上がるよう ...

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 二百年前にブラジル初到来を果たしたのは、四人の陸奥国人だったが、残念ながら宮城県人会からの式典参加はなかった。「急な招待だったから調整できなかった」とは中沢会長の弁。  SC州と青森県の姉妹州県提携の関係で、青森県人会のイナ会長は姿を見せていた。また、文協の吉岡黎明副会長は、肝心の式典が終わった翌日の土曜日午後に姿を見せた。日 ...

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 先月、リオ市で出品者の平均年齢が八十二歳という日系美術展が開催された。七十歳以上の愛好家で構成される「青竹会」の第一回展だった。これに関して会長の松本泰子さんから便りが届いた。  開幕日の模様を報告して曰く、地元日系人ばかりか日本びいきの作家パウロ・コエーリョさんまでもが顔を出す盛況ぶり。「メンバーの顔は少年少女のごとくキラキ ...

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