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オーリャ!

◇コラム オーリャ!

コラム   「帰りのバスはどこから出るのですか」  先日行われた「日本祭り」の会場で年配の来場者から何度もこんな質問を受けた。  交通の便が悪い州議会駐車場が会場だけに、主催する県連は、リベルダーデ広場と会場を結ぶバスを運行。来場者の便宜を図ったはずだった。  記者自身、取材を終えて帰りのバスを求め歩いたが、発着点は分からずじま ...

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コラム オーリャ!

 〇〇年の就任からすでに四回の来伯を数える広島日伯協会の筒井數三会長。広島で東奔西走、県人会建設のため惜しみない支援を行った。  今年六月に出演したNHKのラジオ番組で、今回の県人会建設の話に触れたところ、後日、広島県出身の祖父を持つ、北海道在住の女性からの手紙が会長のもとに。  小学校や女学校時代の友達がブラジルにいるというこ ...

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コラム オーリャ!

 広島を愛する人にだけ集まってもらいたいとの考えから、ブラジル広島県人会は二十七日、会費制で新会館の竣工式及び県民移住九十五周年記念式典を開いた。  「もう少しで追い返されるところだった」と語るのは四十代のある女性。  式典に出席する予定では無かったが、この日、用があって家族で会場を訪れた。受け付けで一旦、入場を断られ、あれこれ ...

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 いわて芸能祭りのひとコマ。記念式典を終え、昼食パーティで腹も満たされ、少しアルコールも入ってリラックスした様子の増田寛也・岩手県知事夫妻。取材のために、文協大講堂の後ろ脇の暗がりに、オーリャ子が陣取っていたら、なぜか知事夫妻もその横へ。なにやら、一仕事を終えてくつろいだ雰囲気。  三分もしないうちに随行の県庁職員らに見つかり、 ...

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お断り

7月29日(火)   紙面の都合により、コラム「オーリャ!」を休載します。

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コラム オーリャ!

 七月二十日の第一回YOSAKOIソーラン祭り。大成功の裏にいくつか気付くことも。  財源・運営―今回の祭りは仕事を持つ実行委員会の二人が運営。およそ中級車一台分と言われる自腹資金を払った。自主財源、スポンサーをいかに確保するかが課題。そのためには、学生などの若い力をとりこむことが必要だ。  オリジナリティ―踊り・衣裳・音楽のほ ...

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 「日系人の連携や責任の強さを再認識した。まだまだ日系社会も捨てたものではないー」。  二十日に行われた「文協さくら祭り」を初めて担当した小川彰夫広報担当理事の言葉だ。  文協事務局や執行部の人事改編で、同祭に携わった経験者がいなかった今回、「非常に不安で何も分からない状態だった」と小川理事は話す。  しかし、勝手を知った地元文 ...

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 この五年間で少なくとも三十の私立病院が閉鎖―。二十一日付フォーリャ紙は、病院経営の厳しさを報じた。  主因は国民医療保健(SUS)で、国の医療費負担額が低いこと。設備投資もままならないという。逆に、民間の保健だけ扱えば、今度は来診者数が減り採算ベースに乗せにくくなる。  日伯友好病院はSUSを取り扱っていない。が、黒字経営を維 ...

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 「コロニア語は面白い」。来伯した研究者たちは口をそろえる。世代と共に、日語からポ語へ母語が移行する途中で生まれるのがコロニア語。日語にポ語単語を混ぜる状態から、ポ語に日語単語を混ぜる状態に進み、最後はポ語へ。その混ざり具合の奥にある、意識変化のあり方に価値があるそう。  日本語は文化を運ぶ不可欠の〃乗り物〃という声もあれば、ポ ...

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 作家内田百聞が煙草を知ったのはまだ稚児のころ。祖母の手ほどきによったそうだ。  先週訃報が届いたキューバの世界的なギター奏者コンパイ・セグンドも、五歳で祖母から葉巻を覚えた。昨今はその有害面ばかり強調される煙草だが、教えた祖母は百十六歳まで、彼自身は九十五歳まで生きた。  百聞いわく、「煙草も酒も人生のゆとり。飲まないなんて、 ...

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