「もっと日本食としてのアピールを」―12月から開店した新生「すき家」の方針だ(昨日付け詳報)。「〝日本〟にこだわる層は根強い」と担当者は自信を示す。 メニューに大きな変化はないが、新店舗は日本を前面に押し出した店内が広がる。今までは「ポ語らしく無い店名の目新しい料理」位の感覚だったかもしれないが、これからは確かにその認知は進む ...
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Uber騒ぎに思う
スマートフォンのアプリで乗客とつなぎ、これまでのタクシーより接客待遇が良く、料金も手ごろなサービス〃Uber〃がサンパウロ市を始めブラジルで物議を醸している。 反発しているのは従来のタクシー業者達で「奴らは税金を払ってない! 営業妨害だ!」と鼻息も荒く、Uber客を装って呼び出し、現れたドライバーに暴行を加える事件まで起きた。 ...
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どこの日系行事にいっても、ヤキソバなどお馴染みのメニューばかりで「マンネリを感じる」という来場者の声を聞く。 ブラジルにきていない日本料理はまだたくさんある。例えばお菓子だけでも、濃厚なあんの中に求肥が入った熊本銘菓「陣太鼓」。他にも、大阪は吹田市「松竹堂」のフルーツ餅、北海道の「ルタオ」のチーズケーキなど、ブラジルに無い美味 ...
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日本語センターが今年30周年を迎えた。人間で考えるなら、脂の乗った年代に突入することになる。今までの事業を継続しつつ、新しいことを始めても良い時期ではないか。 10月末の記念式典では課題として「教師の育成」という声が多く挙がった。そこで考えられるのがクルゼイロ・ド・スール大学で来年2月から開講する「日ポ語教師育成コース」との連 ...
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ルーツ探しにロマンを感じる――そんな心は誰にとっても共通のものなのかもしれない。人探しの依頼をきっかけにメールでやり取りをしている日本在住の男性と出会って、そう思った。 彼は二十歳の頃に大叔父がブラジル移住したことを聞き、若い心が踊らされ、手がかりが少ない消息を辿った。しかし次第に仕事が忙しく時間が取れなくなり、「年金がもらえ ...
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来伯して半年のコラム子だが、休日出かける度に思うのが「なぜ日本語の観光地図が無いのか」。日本の観光地では飲食店などにあるが、サンパウロ市ではまだ見たことがない。来年のリオ五輪時には、日本の観光客もけっこう立ち寄るのではないか。 紙でなくて、スマホで使えるような電子版でもいいかもしれない。日系飲食店、書店、ホテル、図書館、病院、 ...
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文協が今月、臨時評議員会を開き直接選挙の是非を話し合った。出席者52人の内、賛成したのは5人ばかりで、大多数は現状の間接選挙制を支持した。 その結果を見て「12月に定例評議員会があるのに、臨時で会合を開くほどの案件だったのか?」と疑問に。定款改正委員会の発案だが、彼らも「直接選挙の可能性は低い」と最初から思っていたらしい。 た ...
続きを読む »これがカリオカ流?
リオのサッカーチームに、元Jリーグ選手のインタビューを申し込んだ。1カ月前に連絡すると、「1週間前にまた連絡を」と言われ、1週間前には「この週末に」・・・。 週末にも返事が無く、正式OKの返事をもらえぬまま、依頼していた日の前日夜にメールで「明日は後援企業と会食だから無理」と連絡が来た。一縷の望みを持ち、リオ行きの夜行バスに乗 ...
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7日の福島県による大震災復興の報告会では、同県の「立ち位置」について考えさせられた。復興が進むのは大歓迎だが他に大きな問題がある。 日本では川内原発が再稼動を開始、他の原発も続々と再稼動を申請している。これに対して福島から「地震大国で原発を稼動するのはリスクが高すぎる」と異議を唱えることはできないものか。 原発関連産業で生活し ...
続きを読む »優しさと荒さの狭間で
秋篠宮ご夫妻の取材でパラナ州クリチバに赴いた時、二つの驚きがあった。ブラジル人の「優しさ」と運転の「荒さ」だ。 文協からオスカー・ニーマイヤー美術館への移動は、地元紙記者に頼むと相乗りを快諾してくれた。そればかりかコラム子に必要な記者証を州政府機関まで一緒に取りにいってくれる優しさに頭が下がる思いだった。 でもその道中、わずか ...
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