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オーリャ!

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 知人が先日、ベネズエラ、コロンビアを旅行後、「警察に四回も銃をつきつけられ、うち一回は金銭を要求された」と、官憲の横暴ぶりを批判していた。  リオデジャネイロでは、カーニバル期間中の治安維持を名目に軍隊が市中に駐留。英語教師を誤って狙撃、死亡させた。軍が日常生活を監視することに、大きな疑問が投げかけられた。  そのリオで三十一 ...

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 グローボ局の人気番組ビッグ・ブラザー3で一気に有名人の仲間入りをした日系女性サブリナ・サイトウに、さっそくプレイボーイ誌からヌード撮影の申し込みがあり、本人は「家族が許さないから」と断わっていた。  ところが、二十七日付けフォーリャ紙によれば、ちょっと事情があったようだ。非日系である父オマール・ラハル氏(母方が日系)が「四十万 ...

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 もうすぐセマーナ・サンタ。〈いづくにもあれしばし旅立ちたるこそ目覚むる心ちすれ〉とは兼好法師である。今度はどこに旅情を求めようかと思っているときにワイナリー探訪の広告を見た。  昨年ブラジル・ソムリエ連盟が主催したコンテストに出席。『Lovara』『Pizzaro』『Cave de pedra』辺りの銘柄はチリやアルゼンチンの ...

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 村(クゥエート)に攻め入った鬼(フセイン)を追い払った父、桃太郎(ブッシュ父)。  「今度こそ、鬼ケ島から鬼を追放しよう」と桃太郎ジュニア(ブッシュ息子)は、再び鬼退治に乗り出しました。  十二年前は、鬼が村のルール(国際法)を破ってちょっかい(侵攻)を出したこともあり、村人(国際世論)からの支持を得ていましたが、今回は様子が ...

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 バールでスープなどをメニューに掲げる店が目立つようになり、道行く人の装いも季節の変わり目を感じさせる。  最近めっきり涼しくなった。日本ならば熱燗か焼酎の湯割りなどを仕事帰りにひっかけたいところだが、ブラジルではビール一辺倒の感が強い。  勿論、フェスタ・ジュニーナなどで楽しむヴィーニョ・ケンテ、砂糖やショウガが入ったケントン ...

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 セントラル老人ホームでは入居者自身が身の回りの仕事をしながら、共同生活を送っている。規則は特になく酒も煙草も自由。  九十三歳の女性は、別に問題はありませんと、紫煙をくゆらす。酒好きの男性はピンガを買い込んではちょびちょびやる。たまに、調子に乗って飲みすぎ乱れても、周囲の人が介抱をする。  映画監督ミゲル・リティンは軍政下のチ ...

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 クローン人間の誕生に成功したとする新興宗教団体が、先日、サンパウロで生後まもない「クローン赤ちゃん」の写真を公開した。伯字紙の報道によれば、両親は日本人。近くブラジルを訪れるとか。ただし、クローンであるという科学的な根拠はない。さて、本当か嘘か。  近頃、援協の名を騙る詐欺師がグアルーリョスあたりに出没しているという。「空港近 ...

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 総力戦はメディアの世界も変わらない。日本からの特派員は揃ってアメリカにいる同僚の援軍に出掛けた。来月にはアルゼンチンとパラグアイで大統領選を控えるが、南米はもぬけの殻である。  世間の関心が戦争に集まれば、それに応えるのが記者という職業だ。英語では職業をコーリング=神のお召し、と言う。清教徒の世界観になる。  自分の行動は神の ...

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 名画友の会の会報『名画友の会』は、映画の好きな人たちが発行しているだけあって、発行遅れということはない。四ページ建て、第一ページに毎月の上映予告、あとは有志の映画随想ずらり。  峰村靖子さんが、日本で小学校教諭をしていたころの映画教室について書いていた。峰村さんはもちろん引率。オーリャ!子も一九五〇年代初め、中学校の低学年のこ ...

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 戦後移住五十周年記念祭委員会(中沢宏一会長)の事務局長席は依然空いたままだ。  現在、人文研の事務局員に収まっている松平和也氏が二月七日付けで退任してから、委員会関係者は各方面に募集を呼びかけてきた。  ようやく今月、事務局長が決まり、関係者は胸を撫で下ろした。しかしこの事務局長、元日本語教師という触れ込みだったが、サントス厚 ...

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