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オーリャ!

オーリャ!

 「本当の自分に変身するんだ。I am a HERO~」という日本の歌謡曲を聞き、「またか…」と残念に思った。若者向けの曲の多くが、盛り上がるサビの部分で、歌詞が簡単な英語に変わる。なぜかブラジルに来てから特に気になるようになった。当地の流行曲ではあまり見られない現象だと聞く。 これを英語圏の人が聞いたら違和感を受けるだろう。英 ...

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チャンスを逃さないで

 地方紙中心のブラジルとは異なり、日本の新聞業界は全国紙が発行数の半数を占める。しかし、地域によっては地方紙がより大きな支持率を持つところもある。北陸3県では特にその性格が強く、今回訪問団が駆けつけた富山県もその一つ。 訪問団には県紙「北日本新聞」の社会部記者が帯同し、連日その様子を紙面やサイトで報じていた。県知事が欠席の中、県 ...

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客商売は信用が命

 「まってたよ」。修理が終わった携帯電話を受け取りに行くと、店員はそう調子良く応えた。最後の仕上げだろうか、頼んでもいない保護シールが画面に貼ってあった。支払いの段になり、最初の見積もりより20レアル多く請求された。さっきのシール代だと言う。 ムカッときて「追加料金の事など何も言わずに勝手にやったんじゃないか。払わないよ」と言お ...

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限られる弁論大会出場者

 スピコン&弁論大会(9月20日、サンパウロ市)には、日系青年の雄姿が多くあった。特にダボン・ダ・セーラなどサンパウロ市近郊や聖南西で学ぶ者の活躍が目立つ。「優勝しよう」という雰囲気が校内に充満しているようだ。 ただし、出場者名を見ると昨年と同じ名前もチラホラ。また苗字が同じだったりとメンバーが固定されている印象で、「他地域の学 ...

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オーリャ!

 30日付本面7面で報じた「元デカセギに30年禁固刑」の記事、判事は事件の「他の在日ブラジル人や日本に訪問するブラジル人」に対する影響についても言及した。 欧州が移民・難民問題に揺れており、日本でも起こり得る問題として、敏感になっている人も多い中、在日外国人の犯罪が日本人の目にどう映るかは明らかだ。 それを挽回するように先月の東 ...

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グランパスの英雄を訪ねて

 コラム子の日本でのひいきチームは地元名古屋グランパス。そこで活躍したマギヌン選手の右サイドをドリブルで切り裂くプレーは今も強く印象に残っている。いわば英雄だった。 彼は現在帰伯し、全国選手権3部のトンベンセに所属。その遠征先であるサンパウロ市ホテルにかつての〃英雄〃を訪ねたら、「移動は10時間の夜行バス」でホテルも実に庶民的な ...

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 インターネットを使ったテレビ電話が一般化し、語学学習のあり方も変わってきた。最近サンパウロ市の語学学校CNAが興味深い授業を始めた。英語を学びたい生徒が、米国の老人ホームの高齢者とテレビ電話で話すのが特徴だ。 通常のネット語学学習には見られない、心のつながりが上達の秘訣だという。お年寄りには孫のような話し相手が、生徒には温かく ...

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 巨人の野球指導組織から先月末、元プロ投手の平岡政樹コーチが来伯した。当地の野球振興に対し明るい取り組みだったが、さらなる成長に向け「指導者育成」と「用具不足」という課題が残る。 指導者はJICAなどを通じた人材交流を持って向上させなければならない。では用具はどうだろう。野球少年が手にする用具は当地産がなく、訪日、訪米時に持ち帰 ...

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 強盗(アサウト)に遭遇してから1カ月が経った。それは金曜日の深夜0時過ぎ、編集部から帰宅途中のリベルダーデ大通りで起きた。 進行方向の歩道に3人が座っており、他に人通りもなく、街灯からも外れていたので、警戒し少し逸れて歩いた。追い越した辺りで急に飛び掛られ、背中のバッグを引き剥がそうとされた。 頭の中は意外と冷静で、顔を見ると ...

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若くして亡くなった友人の姉とその家族

 7月末にブラジル人の親友のお姉さんが急死して以来、初めて彼の実家を訪ねた。「どうした2カ月も来ないで薄情者」と相変わらず髪の毛をクシャクシャにするほど抱きしめてくれるお父さん。食べきれないほど料理を出してくれるお母さん。 まるで何も変わらないようだが、大事な人がいない。会が盛り上がってくると、お母さんがハラハラと涙をこぼし始め ...

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