今月22日の文協文化祭りで、「木多さんの後任は呉屋さんらしい」と小耳に挟んだ。その週内に邦字紙で報道され、会見に至った。ただ最後まで木多会長は、山下譲二副会長に引き継ぎたかったようだ。 いつだったかアリアンサ移住地出身の木多さんが、「僕はいなかっぺでね。ろくな教育も受けられずに大人になったよ」とぼやく姿があった。対して山下さん ...
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来月引越しすることになり、その候補地を先日見てきた。ご近所のバールに入り、「どんな感じの人が集まっているのかな」と興味深く雰囲気を観察した。トイレの場所を聞くと、パン売り場の内側、店員さんのいる場所を通って行くようになっており、内側をのぞけて興味深かった。 帰り道では、日本で聞き覚えのある音楽が聴こえてきた。東京で聞いたことが ...
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13日にあった文協創立60周年の記念夕食会にはお隣、亜国からも客人が。民謡関係で来伯していた金城ナタリアさん(32、二世)が、海藤三味太鼓グループと共に参加していた。 真髄太鼓という団体で活動する彼女の別の肩書きは、亜日文化財団の広報副室長。当地でも有名な「ブエノスアイレス日本庭園」を管理・運営する組織だ。 「こんなに人が多く ...
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15日のジウマ大統領退陣要求デモ――報道に携わる者として現地に行くべきか逡巡していた。現場の空気を体験しておくべきではないか、と。 しかし数々の抗議デモが時に暴徒化し、混乱に乗じて破壊活動をする輩が現われたり、制圧のために軍警はゴム弾、催涙ガス弾を使う可能性があることを知っていたため、少々怖さを感じ、結局行かなかった。 夕刻、 ...
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各地の日系の祭りには、どこか日本の古き良き雰囲気が漂う。故郷・岐阜の地元公民館での町内会や、学生時代の文化祭を思い起こし懐かしい気分になる。 ただ難点なのは、どこも似たり寄ったりな所だ。必ず焼きソバを勧められ、餅つき。そして変り種といっても、金魚すくい、流しそうめんといったところか。 思えば子どもの頃、地元の町内会では肝試しが ...
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サンパウロ市の路線バスは案内が不親切だし、停留所の表示が心もとない。棒切れに紙にボールペンで数字を書いたものを貼っただけのもの、「工」字型の鉄骨が地面に突き刺さり、ペンキを塗っただけの停留所まで。 以前は電話帳のような分厚い市内地図帳で、目的地を走っているバス番号を調べ、出発点のそれと照会しかなかった。でも現在は、グーグル地図 ...
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各県人会にとって今年の日本祭りは、経費高騰が何よりも悩みの種。解決法の一つは調理を必要としない新商品の開発か。実は今日本で「冷凍りんご」が流行中だ。カチンカチンに凍らせ、5分ぐらい自然解凍(レンジなら20秒)させて、シャーベット感覚でシャリシャリ食べる。 手間の少なさや、レモン汁漬けの応用品、シナモンやアイスと合わせるのも好評 ...
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翻訳記事を担当していて困ることが多々ある。大臣など責任ある人の公式発言が一晩でひっくり返ったりするのだ。 水や電力、交通機関の運賃に関するニュースで「すわっ一大事」と翻訳しても、一晩で無かったことにされていたり、逆の結論になることも…。誤報を流してしまったような暗鬱な気分になる。 かといって最終結論が出るまで待っていては、気の ...
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「文協は金儲けのことばかり―」という不満が聞こえている。 例えば創立60周年記念誌の発刊夕食会(3月13日)で「Convite(招待状)」と書いてあるのに会費250レという点に、県連代表者会議で疑問の声が挙がっていた。記念誌一冊付きの夕食会とはいえ、安くない。 木多喜八郎会長はビル改修を終え、「多目的ホールの有効利用で経営安定 ...
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ポ語ができない者にとって、会議での同時通訳は実にありがたい。ところが、通訳したはずの内容がまともな日本語になっておらず、理解に苦しむことがある。 先日の某シンポの同時通訳も、最初から日本語が支離滅裂で、次第にポ語と交じり合い、次に英単語を日本語助詞でつなぐ変則的な訳、最後は黙り込んでしまう有り様だった。聞く方も最初はしかめっ面 ...
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