先日、県連日本祭りが開催され、約19万人来場の盛況を博した。オーリャ子も会場へ出向き、出身の三重県ブースを覗いたが、昼食時で他県ブースが混み合う中、なぜか閑散としていた。 三重県ブースでは椎茸ご飯、唐揚げ、いちご大福を販売。いちご大福は三重県発祥だが、他は「郷土食」だと聞いたことはない。とはいえ椎茸ご飯は醤油ベースの味付けが ...
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ゲイパレードで“ブラジルの洗礼”
23日にサンパウロ市パウリスタ大通り周辺で開催されたLGBTプライドパレード。オーリャ子も見物に行ったのだが、携帯電話を盗まれてしまった。人混みの中、身動きのとれないところを後ろから突き飛ばされ、体勢を崩した隙にポケットから抜き取られた模様。怪我はなかったが盗人を見失い、途方に暮れた。 オーリャ子は中学、高校で陸上競技部に所 ...
続きを読む »チリサポーターの変な応援?
17日に行われたコパ・アメリカの日本対チリ戦。オーリャ子もサンパウロ市のモルンビ・スタジアムで、圧倒的多数のチリ代表サポーターに囲まれながら日本代表を応援した。 後半30分頃、日本の敗色が濃厚となると、近くのチリサポーターが「ポケモン」コールを始めた。ポケモン(ポケットモンスター)は、日本製のゲームのキャラクターで世界的な人 ...
続きを読む »苦い豪華なハンバーガー
先日、大手ハンバーガーファストフード店で夕食をとったが、実はこの種の飲食店が苦手だ。というのもハンバーガーは好きだが、バールと比べ無愛想な店員が多く、飲料やフライドポテトのセットメニューも複雑。ポ語に慣れないオーリャ子には注文が難しい。 その時の店員はとても親切で、オーリャ子の困った様子を見て、簡単なポ語でセットメニューの選 ...
続きを読む »笑える冗談、笑えない冗談
昨月24日に、ボルソナロ大統領が記者会見で「小さい」の例えに日本を用いたという件。卑猥な意味も込められた冗談とされているが、ブラジル国内の日本人や日系人の反応は世代によって異なるのが興味深い。 ブラジルにいる日本人は、概ね冷めた目で見ている印象だ。同氏の連日の言動から「またか」と呆れている、もしくはその手のピアーダ(冗談)は ...
続きを読む »チームワーク力
「車いすフェンシング世界選手権」が5月21~25日、サンパウロ市で開催され、オーリャ子は団体戦を観戦した。日本からは男子が出場したが3戦3敗。出場した藤田道宣選手は「日本は団体戦で個人戦をしている。チームとしての雰囲気が作れていない」との課題を挙げた。 団体戦は、いくら個々のメンバーが強くても、チームとして勝てるとは限らない ...
続きを読む »東西南北
26日のデモで国民が金融活動管理審議会(COAF)をセルジオ・モロ法相の下に戻すよう訴えたため、上院が国民の支持するように変えようとしていたタイミングで、当のボルソナロ大統領が「変えてくれるな」との要求を行った。もっとも、同件は他の法案とセットになっているもので、それら全体の承認の締切もあるので大統領の立場もわかる。だが、デモ ...
続きを読む »ブラジル日本語の最高峰
先日、ブラジル世界救世教の宣教本部竣工50周年の式典に参加させてもらったが、本部にいるブラジル人幹部や専従者らの日本人顔負けな日本語に舌を巻いた。 例えば、宮道マルコ・レゼンデ本部長。慶應義塾大学を卒業しており、言葉遣いも日本人そのものだし、日本語の資料もスラスラ読む。 秘書のジョージア・ブランキーニョ・ラッフォさんも東京 ...
続きを読む »野球とベースボール
18日のJICA野球指導者チームとアニャンゲーラ日系クラブ野球チームとの国際親善試合で、同クラブの竹田クラウジオ会長から「野球とベースボールは違う」と聞いて関心をもった。ベースボールはスポーツそのものを指し、そこに教育と規律が加わったものが野球だという。 JICAの永浦裕太さんは「野球の指導を通してチームメイトや対戦相手、審 ...
続きを読む »インジオの弔いの儀式
トレンディ・ツーリズモの「インディオツアー」にオーリャ子も取材で同行し、インジオ部族の一つ「クイクロ族」の伝統舞踊を見る機会があった。歓迎を表す舞踊や、亡くなった仲間の一周忌に行う儀式「クアルッピ」を披露していた。 クアルッピは通常2日間行われるという。死者を模した木材に装飾品を付け、舞踊やウカウカなどの儀式を行う。2日目の ...
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