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オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年10月29日  「辛いときは、日本語で私たちに怒鳴ったっていいからね」。あるブラジル人の友人は、仕事をしながら大学院に通うコラム子をねぎらい、冗談交じりにそう言った。予想していた以上に厳しい授業や課題で挫折してしまいそうなときだったので、思わず涙が出そうだった。  彼らにとっては、一人で外国に住んでいると ...

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ニッケイ新聞 2013年10月26日  今月初頭にあった宮城県人会の総会で、来年の『七夕祭』への参加方針についての決定が行われた。「相互が歩み寄りの姿勢示すべき」と共催体制の復活の意思が示されたが、幹部らの態度には疑問符が付いた。  ある副会長はACALを「あくまで営利、金儲けを至上とする人間の集まり」と決め付け、「経費節減のた ...

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ニッケイ新聞 2013年10月25日  婚活する日系人のために出会いをー。〃婚活〃を支援するため、援協は「お見合い会」を来月9日に開く(24日7面掲載)。  当地では、日系人同士の結婚を望む人がまだまだ多いようだが、反対に日本では国際結婚を望む声もある。知人の女性は「ハーフのかわいい子どもがほしい」という理由で国際結婚を希望して ...

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ニッケイ新聞 2013年10月24日  先日、取材のため画家の故・間部学さん宅にお邪魔した。未亡人よしのさんから、学さんは出聖して本格的に絵に専念し始めて間もなく実力が認められ、その作品が外国の展覧会に出品する〃ブラジル代表〃に選ばれたと聞いた。  日本国籍の学さんは嫉妬もされたが、彼の作品を推す声の方が大きかったとか。外国籍で ...

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ニッケイ新聞 2013年10月22日  外交官で多彩な文化人でもあった詩人のヴィニシウス・デ・モラエスが100年前に生まれた。ジョビンら才能ある音楽家と組み、ボサノバ隆盛の立役者となるなどブラジル文化史的には様々な功績を残したが、私生活では9回結婚したり奇行を繰り広げたり、話題に欠かない人物だったそうだ。  「最も黒い白人」と自 ...

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ニッケイ新聞 2013年10月19日  本紙既報のブラジル人初メジャー投手となったアンドレ・リエンゾ選手。彼の古巣、アチバイア・クラブ(文協野球部)の近年の活躍は目覚しい。  自前の練習場すらもたない〃町クラブ〃にも関わらず、直近の全伯大会を連覇し、3月の世界大会WBCには3選手を輩出した。成功の理由をリエンゾ選手に尋ねると、間 ...

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ニッケイ新聞 2013年10月18日  ある取材現場で年齢を尋ねたところ、「新聞記者の、すぐに年を聞く癖やめろよ」と言われたことがある。しりごみした私の曖昧な受け答えに、彼は「誰も年齢なんて気にしてないよ」と冗談交じりに一蹴した。  だが、年齢表記は重要な点だ。たとえば「人生最大の喜び。言葉を失うほど深く感動した」というコメント ...

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ニッケイ新聞 2013年10月17日  大型台風が日本を襲っている頃、コラム子はサンパウロ市で渋滞に巻きまれていた。どこかで事故があったらしいが、「どこで事故があって、正常化まで何分かかる」という説明もなく、バスの運転手も乗客も無言で待っているだけ。通勤ラッシュの時間帯なだけに、車内に無力感が充満していた。  当地の悪しき交通事 ...

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ニッケイ新聞 2013年10月15日  「戦いはまだ終わらないよ」。『闇の一日』を監督した奥原マリオさんは、真相究明委員会が戦中戦後の日本移民迫害に対して謝罪したことに関する取材中、一度も笑顔を見せなかった。「確かに大きな一歩だけど、これからどうしていくかを考えていかないと」。普段の笑顔を封印して、そう表情を引き締めた。  奥原 ...

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ニッケイ新聞 2013年10月11日  希望の家主催の「緑の祭典」で施設見学に参加した。重度の知的障害者である入居者の皆さんの笑顔も拝見することができた。  あいさつで迎えてくれた人、黙ってテレビを眺めている人。歩行が困難なのか、床に座り込んでいる人もいた。  運営目的の一つには「入居者の社会復帰」が挙げられていることを知り、知 ...

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