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オーリャ!

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ニッケイ新聞 2013年2月28日  12月、日本政府の年金未着が多発したサンタンデール銀行(15日付詳報)。取材の際、一支店に赴き2人の職員と話をしたが、とにかく説明がチグハグだった。年金受給代行手続きを行う井垣優子さんも、支店ごとに食い違う説明に苦労したようだ。  本来なら、銀行の全支店で共通理解を図るべきところだろう。銀行 ...

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ニッケイ新聞 2013年2月20日  「ニッケイ新聞は、やっぱり日系人が読んでるの?」というような質問をされ、「日本語の新聞だから基本的には移住者だよ」と回答し、わかったようなわからないような顔をされるというやり取りを、日本で何度か繰り返した。  久しぶりに帰国した折、多くの知人に自分の職場について話した。が、日系人の母国語が日 ...

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ニッケイ新聞 2013年2月16日  本面トップで紹介した秋間さんが目指す「ブラジル人主体」という球団のコンセプトは、他のスポーツを見渡してもまずみつからない珍しいものだ。  通常、プロスポーツリーグの多くには、自国の選手の保護を目的に、1チームの外国籍選手登録数の上限が定められている。制限のない「登竜門リーグ」であるBCリーグ ...

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ニッケイ新聞 2013年2月9日  「30年前は野球代表と言えば日系人しかいなかった」とは、長く地域のクラブで指導に携わる関係者の言葉だ。  この度発表されたWBCに挑む野球代表28人のうち、日系選手は12人。現在でも他のスポーツの代表チームでは中々見られない割合なのは間違いないが、日系人しか野球をやらなかった時代に比べると隔世 ...

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ニッケイ新聞 2013年2月7日  先日名古屋南ロータリークラブから一行が来伯し、高齢者介護施設に医療機器の寄付を行った。施設見学の際、ドアが開放され入居者が敷地内を自由に行き来できる作りを目にし、設計の専門家が「ここのはすごく開放的」と感心した様子で言った。  彼によれば、日本は「年寄りを狭い場所に集めて面倒を見るという感じ。 ...

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ニッケイ新聞 2013年2月2日付け  先週木曜日付で掲載を終えた連載「第二の子供移民〜」。取材した彼らから共通して感じられたのは、帰国して数年たった現在でも日本との心理的距離が非常に近いということだ。  ほぼ全員がフェイスブック等を介しインターネット上で日本の友人と繋がっており、頻繁なやりとりがある人もいる。  文化的側面で日 ...

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ニッケイ新聞 2013年1月31日付け  近々南米安田会社がマリチマ・セグーロ社を子会社化するにあたり、両社の幹部が詳しい説明のため来社した。その折に業界の裏話を聞いたところ、自動車の盗難件数は日本と比べると、なんと〃20倍〃も高いという。  「そんなに盗まれたら保険料が高くなるのでは」と意地悪な質問をすると、その分、事故時の死 ...

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ニッケイ新聞 2013年1月10日付け  コラム子が住むマンション前の通りでは、電線が切れ道に垂れ下がっている。いつ修繕されるかと思って見ていたが、今や数カ月が過ぎた。  電線が切れたらかなり危険だと日本人なら思うだろうが、当地ではこうした危機意識が本当に希薄だ。先日テレビでも、いくつもの凧が電線に絡まった住宅地の様子が流れ、何 ...

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ニッケイ新聞 2013年1月8日付け  ドイツでは店員と客が同等だと、ドイツ人の知人から聞いたことがある。他の諸外国でもそうかもしれないと想像するが、日本でお客様は神様だ。そんな国で生まれ育った人間が、日本とは常識が違うと割り切ることは容易ではない。  ブラジルではまるで、職員が神様のようだ。機内荷物に預け、破れた無残な状態の鞄 ...

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ニッケイ新聞 2013年1月5日付け  先月半ば、知人から大分早い年賀状が届いた。感動も一入だったが「こいつはこんな字を書くのか」などと考えている自分に驚いた。  誰もがネットを介した無料通信サービスを利用でき、画面上で顔をあわせた会話をすることも一般化してきた現代、年賀状すらメールやメッセージで済ます日本の若者は多い。  件の ...

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