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オーリャ!

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ニッケイ新聞 2013年1月4日付け  昨年、巷は世界終末論で賑わった。マヤの暦が12月21日で終わることから浮上した人類滅亡説だ。  大人になるとこの手の話には動じなくなるが、それでもUFOが頻出すると言うフランス南西部の山では、宇宙船による救出を待つ人々が急増したというし、聖母マリアが昇天したというトルコの小村には聖地を求め ...

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ニッケイ新聞 2012年12月20日付け  コラム子が通う大学院は、各教室にパソコンや投影機が整っていて快適だが、何故かエアコンのコントローラーがない。  少なくとも20以上の教室で授業が同時に行われるため、一人の従業員がコントローラーを持って、温度調整と電源の操作に各教室を奔走する。暑い寒いと学生が文句を言い、教員が一日に何度 ...

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ニッケイ新聞 2012年12月18日付け  ある教会のペンションに住んで半年以上になるが、住人の半数がブラジル人、あとはボリビア、ペルー、日本人という環境だ。  その中で、若いブラジル人グループのマナーの悪さに日本人住人は迷惑していたが、我慢の限界を超え、それぞれが改善を求める点を箇条書きにして出した。彼女たちは一部の点は反省し ...

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ニッケイ新聞 2012年12月13日付け  取材を依頼すると、色々な反応が返ってきて興味深い。快く引き受けてくれる人もいれば、「写真や名前が載るのはちょっと…」という人も。  「書いてもいい話なのか」と気にする記者に対し、先日私生活や過去を率直に語ってくれたある戦前移民の女性は、「学校にも出ていないこんな私を選んでインテレビスタ ...

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ニッケイ新聞 2012年12月8日付け  今週水曜から行われている在外選挙。初日に投票に訪れた人と、事前取材で日本政治への関心を示さなかった人の両方から「海外に長くいるとね…」との言葉を聞いた。  前者の言は「日本にいたらきっと気付かないものが見えて」と続く。一方の後者は「凄く遠い世界に感じられ、関心が持てない」という。当日まで ...

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ニッケイ新聞 2012年12月6日付け  アチバイア文協が新会館建設に向けて動き出した。しかし、地権の半分を譲渡した同市花卉生産協会の青山明政会長は、「初めは皆『5年で出来なかったらどうする』と消極的だった」と明かす。  中には「これで式典は最後かも」と悲観的な高齢会員もいたし、「現会館維持がまず大事」と文協会長も少し腰の引けた ...

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ニッケイ新聞 2012年12月4日付け  「君からはワビサビがなくなっている」とあるブラジル人から言われた。ワビサビとはもちろんあの侘・寂のことだ。ベレン出身22歳の非日系人の彼はこのワビサビをテーマに、今年の日本語弁論大会で見事優勝した。  冒頭の発言の意味を尋ねると、「態度や話し方にワビサビがない。君はもうブラジル人みたいだ ...

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ニッケイ新聞 2012年11月29日付け  サンパウロ市の料理を決める今年のプレミオ・パラダールが発表された。前菜、パスタ、鶏など8部門に分かれて競われ、寿司部門ではパライゾ区の新寿司が、木下、藍染、ジュン・サカモトなど御三家を抜き優勝を勝ち取った。  サンパウロ市一番の味を誇る寿司とは——と見ると、何とイカの握り。まだ足を運ん ...

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ニッケイ新聞 2012年11月27日付け  サンボードロモの昨年のカルナバルを〃観戦〃したさい、コリンチアンス応援団チーム「ガビオンイス・ダ・フィエル」を支持する観衆の、他を圧倒する盛り上がりや、不気味なほどの一体感にぞっとした覚えがある。  上から旗が落ちてきてぶつかりそうになったので頭にきて客席を見上げたが、当然ながら周囲の ...

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ニッケイ新聞 2012年11月24日付け  来月のクラブW杯への出場に盛り上がるコリンチャンス。実は同チームには過去に日本のプロリーグでプレーした選手が3人も所属し、主力として活躍している。  中でもダニーロ選手は主将として中核を担う。日本で間近に目にした身近な選手たちが、ブラジルの一流チームで活躍している事実は実に興味深い。 ...

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