ニッケイ新聞 2012年5月8日付け 香川県人会でのお遍路に関する講演は個人的な関心も手伝い、とても面白く聴いた。集まった人も、話を聴きながら持参した地図を広げたり、展示品を眺めたり、講演後も質問しに行くなど興味津々の様子だった。 どの程度広報されたのかわからないが、頻繁に聴ける話ではないので、やり方によってはもっと人が集ま ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2012年5月3日付け 今年サンタカタリーナ州でも、4月24日が「侍の日」に制定された。当地に古武道が普及したことへの感謝とし、二天古武道研究所の岸川ジョージ主宰の誕生日にちなんで設定されたものだと言う。 同記念日の主な活動は道場のメンバーによる武術披露が中心だというが、それだけなら必ずしも記念日である必要はな ...
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ニッケイ新聞 2012年5月1日付け ふるさと巡りで訪れたオランダ移民子孫による移住地で、オランダ出身の一世と話をしたことが印象に残っている。 彼の子供や孫はオランダ語をほとんど話せないというが、そのこと自体には何の危機感も抱いておらず、むしろ当然のことのように話していた。 「オランダ語の勉強を強いた時代は一度もない。移住 ...
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ニッケイ新聞 2012年4月28日付け 来伯して間もないコラム子だが、日々感じるのは、こちらの年配の方々の威圧感のなさだ。たとえそれが会社の経営者や病院の院長のような肩書きを持つ人であっても、とにかく話しやすい。 21歳の若輩者に対し、気さくに接してくれる人が多く、気負っていただけに拍子抜けすることもある。 それを県連代表 ...
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ニッケイ新聞 2012年4月24日付け イペランジャホームに入居していた丸山ナツさんの娘、徳永典子さんは援協側との面会で出た、「最善を尽くす」との菊地会長の言葉に「満足です」と繰り返していた。 しかし個人的には疑問が残る。会長らの「医学のことは我々にはわからない」という発言がその一つだ。壊疽がいつ始まったかが最も重要な点だが ...
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ニッケイ新聞 2012年4月21日付け 刺青をした半裸の若者の怒号、好機を迎える度に総立ちになり、押し殺したような喉の音が響く観客席、不利な判定の度に沸き起こる審判への強烈な野次—。 15日、創立百周年を迎えたサントスFCの本拠地で、ブラジルのサッカーを初めて観戦したコラム子は、日本のそれとは異質な独特の迫力に圧倒され、身震 ...
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ニッケイ新聞 2012年4月17日付け もはや超人並みともいえる6回目のオリンピック出場を決めた、卓球の小山ウーゴ選手。華々しい活躍歴を誇るが、奢るような態度は微塵もなく気さくに取材に応じてくれ、スポーツマンとしての品性が感じられた。 10代後半で2度日本に渡り、「良い経験だった。卓球の技術が身についただけでなく、人生も学ん ...
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ニッケイ新聞 2012年4月12日付け 来伯して2年弱。何とか日常会話はこなせるようになったが、それでも言葉の壁は厚い。 特に電話での苦い思い出は多く、最初の1年間は受付嬢に「何を言っているか分からない」とイライラされ、何度もたらい回しにされたり通話を切られたり。人との直接的な触れ合いを好むブラジル人は、相手の顔が見えない電 ...
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ニッケイ新聞 2012年4月6日付け ブラジル健康表現体操協会は、設立6年目にして約900人もの愛好者を獲得した。ベースになるのは日本の歌謡曲。当地のカラオケ人口は数千人、またラジオ体操も広く普及していることで、同体操が普及する素地は既にあったと言える。 現在は日本本部が準備した曲と振り付けで演技を行なうが、川添敏江会長は「 ...
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ニッケイ新聞 2012年3月29日付け 在聖総領事館が日系旅行代理店の苦情を受け、査証発給時間短縮など本来の委託の目的を危うくしてまで、窓口を維持するとしたのは驚きだった。 同総領事館が22日に開いた説明会では、代理店は業務を進める上での大切な協力者であることを強調しながらも、野村和久領事は次のような発言によって領事館側の正 ...
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