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オーリャ!

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ニッケイ新聞 2011年11月8日付け  シンポ「人文研を考える」は3時間以上に及ぶ長丁場だった。色々な人が盛んに発言していたが、的を射ていないように思える発言もあり、迷ったものの、途中で退席してしまった。  特に最初、3人のパネリストが長々と見解を述べた後、鈴木所長が、おさらいするかのように人文研の課題を挙げ、再度それに対する ...

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ニッケイ新聞 2011年11月1日付け  ブラジル各地で根を張って生きる移民とその子孫、総勢123人の出会いの旅。 今回のふるさと巡りで訪れた亜国とウルグアイでは、移住先の国は違っても、参加者たちが見せた「南米の移住者同士」の意識の強さが、深く印象に残った。  参加者の多くは積極的に現地日本人会と交流し、すぐに打ち解けていた。中 ...

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ニッケイ新聞 2011年10月29日付け  生存する高拓生が僅か3人という今、子孫たちがバトンを継いだ。内輪だけで静かに式典を行ってきた高拓生に対し、80年も経ってから、子孫の間で歴史の継承や州政府による謝罪の要求など、盛んな動きが起こってきたことを不思議に感じ、何人かに話を聞いた。  すると戦前は、高拓生らはアマゾン湖畔に留ま ...

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ニッケイ新聞 2011年10月27日付け  県連の10月度代表者会議で、基金創設の趣意書が発表された際、ある県代表から「文書中の言葉の使い方がおかしい」との声が上がった。  その場で直すことが難しい文書なので、事務局からは1カ月以上に各県人会に書面を配布し、「意見があれば事前に伝えてほしい」と通知していた。にも関わらず、当日にな ...

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ニッケイ新聞 2011年10月25日付け  能楽やこけし、日本料理の写真が並ぶ、お馴染みの代わり映えしない展示—。クイアバ七夕祭りの会場となった広場の一角には、在聖総領事館、国際交流基金、JICAによる日本文化を紹介するブースが設けられた。  正直言って、麻州の交番制度普及プロジェクトの紹介以外は、全く新鮮味に欠ける内容だった。 ...

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ニッケイ新聞 2011年10月18日付け  先日開かれた野村アウレリオサンパウロ市議が率いる東洋街美化運動の公聴会には、台湾系の代表は参加していたが、中国系の人が来ていなかった。  ブラジル人が道にゴミを捨てるのはリベルダーデ区に限ったことではない。こんなにもこの地区が汚いのは、やはり飲食店や商店が大量のゴミを法外に出すからだろ ...

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ニッケイ新聞 2011年10月15日付け  当地で活躍する日本人芸術家から、「画材の豊富さは日本に敵わない」と聞いた。現代でそうなのだから、昔の苦労は推して知るべしである。  「主人は年に一つしか作品を作らなかった」と話すのは漆彫刻家・今雪皓三氏の妻、月子さん。  59年に来伯。食器製造業に携わりながらも製作活動を続けたが、発表 ...

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ニッケイ新聞 2011年10月8日付け  同船者会は船によって特色があり、「誰それの尻を追っかけていた」などと青春時代に戻る会もあれば、健康や孫の話など近況報告ばかりになる会もあったりと様々。しかし、全てに共通するのは「ブラジルに来てよかった」との声だ。  会自体はとても賑やかだが、全 乗船者の3%が来れば多いほう。参加者の笑顔 ...

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ニッケイ新聞 2011年10月7日付け  先週末の日本語祭りに、スザノ日伯学園(CENIBRAS)も参加した。同学園では非日系生徒数が日系を上回る。  安楽恵子校長は、「非日系の親は『日系人が経営しているから』と無条件に信用し、子どもを入学させるけど、日系人は1、2年待って様子を見ようとする」と言う。  一方は無防備と思えるほど ...

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ニッケイ新聞 2011年10月5日付け  「日系の血さえ入っていればそれでいいんですよね?日本の文化は何も知らなくても」—。各地で行われているミスニッケイの候補者についてある日本人からそう尋ねられたとき、考え込んだ。  出場者、特にメスチソの女性などは日本人の顔や体型とは程遠い。それでも出場できるのだ。  ミスユニバースでは、外 ...

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