ホーム | コラム | オーリャ! (ページ 78)

オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年5月20日付け  著書「戦時下の日本移民の受難」出版記念会で安良田済さんは、「我々の世代で記録しなければ、日本移民が虐げられた4年間の歴史が無くなると思った」と話した。  ブラジルが日本との国交を断絶した1942年、当時の大統領はジェツリオ・ヴァルガスだった。矛盾に満ちた多くの政策で知られるが、工業化を中 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年5月19日付け  1月に伯労働省との提携で文協ビル内に開所したNIATRE(帰国労働者情報支援センター)。吉岡黎明会長によれば4カ月で約500人が訪れたそうだ。  一番多いのは仕事の相談で、その他教育や各種手続きなど。3月の震災後に戻った人からは、津波到達の10分前に避難したといった生々しい体験も聞かれる ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年5月12日付け  同船者会の取材でサンミゲル・アルカンジョのコロニア・ピニャールを訪れた。来年で入植50周年を迎えるそうだ。  福井県が開設に関わった、通称「福井村」。文協、農協会長などを務めた山下治さんも同県出身。「奥地へ行くつもりだった」が開設を知って入植し、半世紀になる。  当初は桃栽培を行ったが、 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年5月11日付け  米国生まれのストレス解消法「スリー・イン・ワン」指導員・藤田悠貴さんは在伯2年目で、日系コロニアやブラジル在住の日本人等に個人カウンセリングを行っている。  活動を通して、「こちらの人は素直。基本的には幸せなのだと感じる」という。様々な年齢層が様々な悩みを訴えて訪れるが、日本人に比べて悩 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年5月7日付け  先月30日で、日系3団体を中心とした東日本大震災への義捐金受付の第一段階が終了した。  3団体の義捐金募集で、最も振込み回数が多いのが県連だった。それだけ日本とブラジルをつなぐ存在と認識する人が多いということだろう。  その県連が、震災の復興支援を目的としてフェスチバル・ド・ジャポンで特別 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年5月4日付け  本紙6面で紹介している『がんばろう!ニッポン〜日系社会は応援する』に掲載された寄稿の、東日本大震災で被災した人々に対する「海外へ出ることを考えてみては」という内容に同感した。  戦前、戦後移民の多くは、絶望的な状況だった日本から抜け出そうとした人々だ。彼らの大変な苦労があって、今の日系社会 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年4月27日付け  スザノ福博村で起こった、帰伯者を狙う新手の強盗事件。10日も過ぎてから襲われたことは、帰国者の存在、住所まで相手が完全に把握していることを示している。  どこから洩れるのか、はっきりしたことは分からない。ただ言えるのは、その状況にあればいつ狙われてもおかしくない、その可能性が高いというこ ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年4月21日付け  コロニア御三家のうちの二つ、援協と県連で再び一世が会長に就いた。  援協の菊地氏、県連の園田氏は共に戦後移住者。両氏とも副会長として二世の会長を支えてきた人たちだ。一世の〃復権〃というよりは、むしろ世代を超えて協働できる時期になったと思いたい。  移民百周年の頃から主要団体の中心が二世に ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年4月13日付け  震災と原発事故を受け、日本で夏場の電力供給力の不足が懸念されている。メーカーの工場など大口の需要家に対しては前年比2〜3割の節電を求めるとの案も出ており、日本の製造業にとって影響は大きい。  経済の停滞が続けば影響は日本人だけでなく、現場で働くブラジル人など外国人労働者にも及ぶだろう。金 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2011年4月8日付け  小川彰夫氏が正式に文協会長選挙に出馬することを明らかにした。  評議員会長に出馬するという下本八郎氏は、「やらせられるより、やりたいという人間にやらせたらいいじゃないか」と強く推す。こうした支援者との強い信頼関係があっての自信だろう。  これに対する木多会長の反論を待ちたいが、本紙ではサ紙 ...

続きを読む »