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オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年12月11日付け  なぜかその日、点滴用の棚に置かれていた―。それだけの手違いで12歳少女は命を落とした。誤って少女の点滴にワセリンを注入してしまった看護補助者のアラガキ・カチアさん(26)は、弁護士にしっかりと手を握られて警察署に姿を現した。  ワセリンの瓶が置き違えられていた事に加え、その瓶は処方すべ ...

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ニッケイ新聞 2010年12月10日付け  「朝鮮アザミ」。ポ語でアルカショフラのことである。  マヨネーズやレモン汁をつけ、歯でしごいて食べるのが楽しい。ビールと相性が良く、枝豆感覚でいくらでもいける。少々高いのが玉に瑕だ。  婦人部連合会(ADESC)が8、9日に行なったフェイラでヴァ・グランデの婦人部が販売する名物「パステ ...

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ニッケイ新聞 2010年12月8日付け  日本から初めてブラジルへ来た人に第一印象を聞くと、たいていの場合「こんなに都会だとは思わなかった」という返事が返ってくる。もちろんオーリャ子もそうだったのだが、この傾向、今になってもそれほど改善したとは感じない。  兵庫や岐阜の農業実習、鳥取の中堅リーダー、福岡では子供の訪日など、今も県 ...

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ニッケイ新聞 2010年12月3日付け  編集部に一本の電話。「文協は地方会員を何だと思っているのか」。  要約すると―17日にある文協創立55周年式典の招待状が来た。参加費150レアル。高いが行けないことはない。しかし、交通費のかからないサンパウロ市在住者と同様に考えてもらっては困る―。  値段に対するレクラマではない。つまり ...

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ニッケイ新聞 2010年12月2日付け  2月の本番に向けて、サンパウロ市内の各エスコーラ・デ・サンバは盛り上がりを見せ、主催するフェスタも多くなっている。  初めて訪れたときはその大音量の迫力に圧倒され、女性の露出の多い衣装にも驚いた。  対して、一字違いでこうにも暑苦しいのは、街に出没し始めた「サンタ」たち。真夏のクリスマス ...

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ニッケイ新聞 2010年12月1日付け  今日から12月。サンパウロの町にクリスマスの飾りが目立ち始めた。  犯罪の話もあったが、振り返れば、昨年来ブラジル人の明るい話題も多い1年だったと思う。  サッカーの田中闘莉王は言うまでもなく、野球では甲子園から米国、日本のプロへ行った奥田ペドロと曲尾マイケ。相撲界では先日報じた十両優勝 ...

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ニッケイ新聞 2010年11月27日付け  20日に国際交流基金で行われた日本語スピーチコンテストは、出場者の熱気が溢れていた。非日系人も日系人顔負けの発音、リズムで発表し、ブラジル人もこんな風に日本語を話せるようになるのか、と勇気を与えるものだったと思う。  感心するのは、出場者の多くは大学等で日本語と関係のない学問を専攻して ...

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ニッケイ新聞 2010年11月26日付け  独自の変容を遂げつつあるブラジルの日本食。数年前にスシポリスが国際的批判を浴びたように、味はさておき、違いをあれこれいうのはもはや野暮だろう。  さて。海苔を内側に裏巻きし、カニカマやゴマを使うカリフォルニアロールという寿司の話。  海苔と生魚が苦手なアメリカ人のため、ロサンジェルス・ ...

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ニッケイ新聞 2010年11月25日付け  数多くの絵画クラブで指導を行う中島岩雄さん(76、サンパウロ市)が、「命をかけている」と並々ならぬ思いなのは絵画コンクール『ビエンナール・ナイーブ・ド・ブラジル』での優勝だ。  ナイーブとは素朴派と言われ、高い技術を持ちながらも児童画のように描かれる分野のひとつ。  2年に一度開催され ...

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ニッケイ新聞 2010年11月24日付け  「昔ここには何もなかったんだけどね」。14日の沖縄県人会サントアンドレー支部55周年式典。会館への道すがら与那覇朝昭事務局長が話した。同会館ができた頃、建物のある通りに家は2軒ほど。今では立派な住宅地だ。「こんなになるとは想像もしなかった」、同支部の嘉陽宗助さんは振り返る。  「野原で ...

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