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オーリャ!

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ニッケイ新聞 2010年10月27日付け  ふるさと巡りの取材で初めてボリビアを訪れた。約8割が転出したというオキナワ移住地。旅行に元入植者はいなかったが、夫人や高校の同級生が入ったという人がいた。それぞれ家族などに会い近況を話したそうだ。「皆さん苦労した」、南マ州から参加した一世はしみじみ語る。  当日の昼食には、同地では高価 ...

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ニッケイ新聞 2010年10月22日付け  先週末の香川県人会の創立55周年式典。車椅子で参加した山下淑子さん(91)に取材した。  ご主人の晴哉さんが「79年から00年で亡くなるまで事務局長を務めた」ことを記事に使わせてもらった。  掲載後に電話が。「間違っていた。思い出したら、事務局長の名を頂いたのは13年だけ。気になったけ ...

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ニッケイ新聞 2010年10月15日付け  勝ち負け抗争を描いた『コラソンエス・スージョス』(フェルナンド・モラエス著)が、ブラジル人監督の手により映画化され、来年4月に公開される。  コロニア自身も暗部として触れてこず、憶測が文字となってきた。実行犯の証言が公となったのは、『百年の水流』(外山脩著)がほぼ始めて。  野村忠三郎 ...

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ニッケイ新聞 2010年10月7日付け  現在開催中の文協大総合美術展の開会式を訪れ、その館内を歩いてみた。  地上階中央は金賞作品が一堂に並び、その他銀賞、銅賞作も多く展示される。一階は2部屋を使い、現代、具象、二階貴賓室は工芸作品が中心。絵画や造形作品がところ狭しと飾られ、数時間かけその全部を見て回った。  しかし、恥ずかし ...

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ニッケイ新聞 2010年10月6日付け  ふと思い立って、編集 部内の資料・書籍整理を敢行。さすがに旧日毎、パウリスタ時代からの蓄積は手ごわく、机の周囲に空しく本が積みあがっていく。  埃を浴び数十年前の出版物と格闘しながら思った。こうした資料は将来どうなっていくだろう。  新聞社はさておき、県人会等の日系団体、地方文協、個人で ...

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ニッケイ新聞 2010年10月2日付け  9月29日サンパウロ州エンブー・ダス・アルテスの私立校の教室で9歳のミゲル・セスタリ・リシ・ドス・サントス君が何者かに銃で撃たれ、死亡する事件が起きた。校内での出来事ながら目撃者がおらず、銃器も見つかっていないなど謎が多い。  1日付の紙面に掲載されたミゲル君の服に残る火薬跡は痛々しさを ...

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ニッケイ新聞 2010年10月1日付け  「夜がつまらんよ…」と漏らす当編集の重鎮、長年大酒を喰らっていたが、このほど糖尿病と診断され、冒頭のぼやきと相成った。今まで健康だったからか、意気消沈の巻―である。  「婦人科以外は制覇した」と病院への日参を豪語する大人は、野菜嫌いの肉食性後期高齢者。中華料理とウィスキーの組み合わせが大 ...

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ニッケイ新聞 2010年9月30日付け  先週末、約20カ国のコロニアが出場した国際民族舞踊祭では、一挙に多くの伝統舞踊を見た。  レプレーザ連の阿波踊りの音頭には自然と体が反応。やはり自分は日本人であるなと思い、来場者の日系人には「やっぱり日本のものが一番」と話す人も。  だが恐らく他の子孫も「わが国が一番」と思っていることだ ...

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ニッケイ新聞 2010年9月29日付け  年間を通じて各移住地の出身者会や同船会、5年に一度の式典などが開かれる。取材で行くと、会場のあちこちで数十年ぶりの再会を喜ぶ顔。  一方でその場に来ていない人もいる。興味がないというだけなら仕方がないし、日程、体調や年齢もある。ただ、恥ずかしいという人、または過去・現在の様々な事情で出た ...

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ニッケイ新聞 2010年9月25日付け  今週末からサンパウロ市イビラプエラ公園で一般公開される第29回ビエンナーレ現代アート展。「アートと政治」をテーマにした今回は、物議をかもす作品も出ている。  直前の22日、ロベルト・ジャコビィ氏の作品は会場から運び出された。それは、ブラジル選挙戦を取り上げた大統領選候補者の巨大な写真パネ ...

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