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オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年9月1日付け  日本のマスコミが盛りげる超高齢者の話題でついに戸籍上200歳の人が見つかったそうだ。こうなると競争のようなもので、騒ぎの中で、本来考えるべき年金詐取と問題の本質がすり替わっているようにも感じる。  超高齢者の中には海外への移住者が多く含まれているようだ。移民はハワイ、北米やペルーなどにも渡 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月27日付け  先日、友人の結婚披露宴の司会を任せられた。もちろんポ語の司会は隣にいるわけだが、なかなか興味深い体験だった。  新郎は二世で新婦は一世。新婦側の親族、友人はほぼ日本人なのだが、新郎側は、非日系人や日本語を解さない日系人もいるのは当然。  列席者のなかで、コラム子が話すときはキョトンとして ...

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ニッケイ新聞 2010年8月25日付け  アルジャー花祭りが始まった。花のパビリオン、販売所などを訪れ、やはり花に囲まれていると人の表情は穏やかになるのかな、と感じた。  その以前は、地域の祭りに参加する形で自分たちの生産物を紹介していたという。そして現展示場を購入、祭りを始めて19回目。「地ならしから始めた。全部会員総出だった ...

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ニッケイ新聞 2010年8月21日付け  「天皇陛下バンザイ!」には正直驚いた。  先日開催された日本人の心の歌歌謡ショーの会場でのことである。  軍歌、軍服、直立不動で最後にはビシッと敬礼。軍艦旗が振られる場面もあった。  戦争ー。平成生まれに程近いコラム子には正直、イメージが湧かず、初めての光景にただただ見入った。  と同時 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月19日付け  第二回移民船旅順丸の渡伯百周年にあたる今年、県人移住百年を祝う県人会を中心に、顕彰の行事が続いている。8日には三世の矢野春子さんが尽力した日本庭園が落成。プレートに刻まれた名前を見つめる子孫たちの姿は、見ていて温かい気持ちになった。  第一回笠戸丸移民への光が強すぎ、これまで地味な存在だ ...

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ニッケイ新聞 2010年8月18日付け  公立、私立学校間で学力差が顕著になっており、公教育が議論されている。今月の伯字紙面では、今年公立高校からUSP(サンパウロ総合大学)への合格率が入試改革後で最低という暗いニュースが目立った。  そんな折、13日付フォーリャ紙が取り上げたのは、サンパウロ州教育局が小学校の数学補習クラスで出 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月13日付け  祝50周年、65周年など県人会の創立記念式典が相次ぐこの時期。一番新しいのが1965年11月発足の東京都友会で、ほとんどの県人会が半世紀近く、またはそれ以上の長い歴史を持つ。  日本にいたときはその存在すら知らなかったが、式典を取材し母県との繋がりを通じて、両国間の交流の橋渡し役となって ...

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ニッケイ新聞 2010年8月11日付け  取材先などで、日本から戻った日系人と話す機会がある。  自費で戻った人、日本政府の帰国支援金を受けて帰国した人。すでに1年近くが経っているが、再入国を考えて定まった仕事をしていない人もいる。  いずれにせよ、長い人で20年にもなる日本での生活を切り上げた。それは大きな決断だったろう。   ...

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ニッケイ新聞 2010年8月7日付け  先日、汎米日本語教師研修の閉校式を取材に行ったが、その名の通りアメリカ大陸の北はカナダ、カリブから南はアルゼンチンまで8カ国、27人もの日本語教師がはるばるサンパウロ市まで研修を受けに来ることに驚いた。  集まった研修生は性別、年代、教師歴もバラバラだが「より良い日本語の授業を」という共通 ...

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ニッケイ新聞 2010年8月5日付け  佐賀県人会の式典で留学・研修生を代表してあいさつした久保カーチアさんは、2000年に幼児教育を研修し、今は日本語教師として働く。式典では「日本で学んだことを生かして頑張っています」と話し、研修制度の再開に期待を表した。  佐賀県の研修制度は数年前から休止されている。県によって違うだろうが、 ...

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