ニッケイ新聞 2010年7月7日付け ブラジルで何年か暮らしていて、初めて車両荒らしの現場に遭遇した。 先夜リベルダーデの飲食店にいると、二人の少年が交差点で車が停まるたび、窓ガラスを覗き込み、またその辺りをぶらぶらしている。 最初は何をしているのかと思い、次第に怪しいなと思い始めた頃、ガシャッとガラスの割れる鈍い音。少年 ...
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ニッケイ新聞 2010年7月3日付け 昨月の伯字紙で報道された通り、今月からサンパウロ州内の高速道路通行料金がまた値上げされた。サンパウロ州内では料金所が年々増えており、現在160カ所。その数は、サンパウロ州外の全伯に設けられた113カ所よりも格段に多いのだから驚きだ。 そんな料金所の増設には、悩まされているコミュニティもあ ...
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ニッケイ新聞 2010年7月1日付け 滞伯4カ月目、サッカーW杯は例年になく楽しませてもらっている。 元々サッカーに関心がなく、大会前は日本、ブラジル共に代表選手の名前を1人も知らなかったし、なぜそんなに熱くなるのかもわからなかった。 だが今回は、リベルダーデで行われた日本代表の観戦会を取材で訪問。何度も訪れるうち、その熱 ...
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ニッケイ新聞 2010年6月30日付け 人間で言えば還暦、今年で60回の節目となるサントアマーロ相撲大会が今週末に開催される。 サントアマーロ地区の相撲支部は現在7つだが、大会関係者とともに来社したカーザ・グランデの村上さんによれば、50年前の昔はなんと17支部。「金曜に大会を始めて土、日で終わらず、月曜の昼までやって終わっ ...
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ニッケイ新聞 2010年6月26日付け ブラジルで暮らす上で最も意識すべき観点は? そんなブラジル人の考え方を図るアンケートが国連開発計画(PUND)によって4千人を対象に実施された。昨月エスタード紙が取り上げた。 記者の予想に反し、ランキング1位にあがっていたのは「他人の幸せ」。2位には「人類の幸福と自然の保全」が続き「個 ...
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ニッケイ新聞 2010年6月23日付け 移民の日の18日、サンパウロ市議会が水野龍を顕彰した。ブラジルに世界最大の日系社会ができる、その第一歩を演出した人物の顕彰。その夜は他の行事もあったとはいえ、会場に日系団体会長の姿はまばらだった。 到着時にコーヒー収穫期が過ぎていたこと、配耕後の夜逃げ、移民との金銭問題など、多くの問題 ...
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ニッケイ新聞 2010年6月17日付け 日本のブラジル大使館で、女子大学生がブラジルでの貧困層支援活動の報告を行ったと、朝日新聞7日付けの記事にあった。 昨年9月から、学生6人が3人一組でサンパウロ市とセアラー州のエステーバン村で半年間活動。彼女たちは一回目の来伯でブラジルにはまったという。 09年、コラム子もセアラーの同 ...
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ニッケイ新聞 2010年6月16日付け 6月18日の移民の日が近づいてきた。今年も各地で先人追悼の行事が行われることだろう。 他の国でも慰霊行事はあるだろうが、国や州・市が移民の日を定め、議会で顕彰する国はないはずだ。原始林を拓き、地域の発展と共に歩んできた移民・日系人の歴史があればこそだと思う。 先日、法要の案内に来社し ...
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ニッケイ新聞 2010年6月12日付け 先週末パウリスタ大通りではサンパウロ市の支援を受けて大々的にゲイパレードが行われたが、性別の多様性を応援するサンパウロ市の活動は革新的だ。 先月市内2カ所に同性愛者向け専門観光インフォメーションセンターが設置されたことや、1月には性転換者らが職場で本名とは異なる社会名を名乗ることが条例 ...
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ニッケイ新聞 2010年6月11日付け リベルダーデ区に麻辣火鍋専門店が開いたので早速、足を運んだ。 その名の通り鍋だが、真中で仕切られているものが多く、2種類のスープで様々な具材が食べられるのが楽しい。 寒い日が続く昨今。「麻辣」という文字に惹かれた。中国の四川地方や台湾でよく食べられるようで、独特の辛いスープが体を温め ...
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