ホーム | コラム | オーリャ! (ページ 96)

オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月27日付け  日系人の日本入国・在留許可の要件を厳しくする内容を盛り込んだ報告書が法相に提出された。デカセギの失業・住宅難が問題となる中で、仕事、住む場所があることを要件とし、就職、生活のための「一定の日本語能力」を求める内容だ。  90年の改正入管法施行で始まったデカセギ現象。振り返れば06年、「定 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月23日付け  自分の体でも知らないことはたくさんあるもの。サンパウロにもある日本の某健康食品会社の酵素ドリンクと水だけを飲み、3日間(通常5日)を過ごすという一種の断食に挑戦。修行僧ではあるまいし、もちろん人生初である。  体中に溜まっている老廃物や毒素を排出することが目的。  不思議なことに空腹感は ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月22日付け  コロニア・ピニャールに知る人ぞ知る青年図書館という施設がある。天野鉄人氏(同地在住)の手によるものだ。  未開封の段ボール箱も無数に眠る。蔵書数でいえば、文協の図書館より多いのは間違いない。  自然に恵まれた環境は読書に最高だが、コラム子には鳥のさえずりと共に、本の叫び声が聞こえるような ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月21日付け  サンパウロ市ボン・レチーロで整備中の日伯スポーツ文化センターに足を運びあちこち見ていると、日本にいるような錯覚を覚えた。  敷地内には丸太橋がかかり、野球場やゲートボール場、建築中の土俵を備える。移民の生活を象徴するようなスポーツが、移民百周年で再評価された格好だ。  野球の分野ではイビ ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月20日付け  地下鉄駅プラットフォームで、通常座席の2倍程の大きさがある優先席に目が留まる。それは300キロの負荷に耐える「肥満者優先席」。  06年にサンパウロ州の条例で公共交通機関、映画館などで義務づけられた同優先席の設置は、昨年サンパウロ市地下鉄から進められた。  青、緑、赤色路線など122車両 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月19日付け  ボリビア・サンフアン移住地の日ボ協会が発行する「ABJ(ア・ベ・ホタ)通信」という会報がある。同地日系社会のニュース、ボリビア政治経済の話題などを伝える二カ国語の印刷物だ。  その12月号に、「もうひとつの移住地 原稿募集」という記事があった。「1955年~63年までにサンフアン移住地で ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月16日付け  先日来伯した浜松国際交流協会の堀永乃主任(34)。厚生労働省の「日系人就労準備研修」を手がけ、3カ月間日本語などを教えた380人のうち、3分の2の230人を仕事に就かせた実力の持ち主である。  「彼らはレッドカーペットの上で生活している」と厳しいが、その目には優しさがこもる。  研修前、 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月15日付け  聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)の活動が活発だ。  昨年12月の役員会では2011年のパウリストン開催を検討、女性らを対象にした講習会も好評で、和気藹々とした雰囲気だった。  山村会長はアイデアマンであり、傘下各文協の現状を知るため、一日で1千キロを走ったその行動力にも頭が下 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月14日付け  文協で開催中の巡回写真展「日本の子ども60年展」を鑑賞してきた。主役が子どもということもあり、屈託のない笑顔が目に飛び込んできた。  取材を終えたらすぐに帰るつもりが、後ろ髪を引かれた。高度経済成長期に子ども時代を過ごしたコラム子にとって、それ以外の時代の子どもが生活する目線での歴史はと ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年1月13日付け  昨年の終わりからだったか、リベルダーデにあるガレリアの通路に中国語の注意書きが張られている。紙には「請勿随地吐痰」の文字。「地面に痰を吐かないで下さい」といった意味だ。  昨年実施された違法滞在者への恩赦では、年末までに約4万2千人が手続きを行ったという。最多はボリビア人で1万7千、次い ...

続きを読む »