ニッケイ新聞 2008年10月23日付け 「雨ニモマケズー」で有名な宮沢賢治のメモに「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シの野菜ヲ食べ」とある。四合は多い気がするが、副菜が少なかった当時、労働者の平均は一日六合というから、これは質素の例え。ともあれ、日本人の食の中心は米であり、「美味い米さえあればー」との向きは多い▼しかし、日本民族が弥 ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年10月23日付け 百周年を記念して、ブラジル野球ソフトボール連盟では、デンソーソフトボール、早稲田大学・慶応義塾大学、高校野球代表、都市対抗優勝チームと様々なチームをブラジルに迎えた。 いずれの試合も日系人が多く、野球が盛んなサンパウロ州、パラナ州、南マ州の九カ所で三十三試合行われ、各地で多くの人が来 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月22日付け 初めて製作した映画を売り込み、サンパウロ国際映画祭に参加した松下俊文さん。次回の上映日は、五十八回目の誕生日となる二十四日を指定した。「せっかく上映できるのなら、自分の誕生日に上映することで祝いたい」と笑顔。 ◎ 百周年を記念して故岡本喜八監督の回顧上映が行われているサンパ ...
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ニッケイ新聞 2008年10月22日付け 二十一日フォーリャ紙に、自動車学校の車が列をなして走る写真。サンパウロ州リベロン・プレットの自動車学校の車七〇台とバイク三〇台が繰り出したもので、市警ストで免許証発行が中止されていることへの抗議行動だ。七二の自動車学校の職員一一〇〇人が仕事にならず、初めての免許を申請した一万人が免許を ...
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ニッケイ新聞 2008年10月22日付け 十一月四日の米国大統領選挙まで二週間を切った。ニュースでオバマ候補が「黒人」と報じられることに違和感を覚えている人も多いだろう。当地的にいえばパルド(混血)だ▼かつて米国には「血の一滴ルール」があり、わずかでも混じっていれば黒人と扱われた。今もその影響が残り、父がケニア人の同候補は米国 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月22日付け 先週末の熊本県人会五十周年で母県・各国から訪問団が来伯したのにあわせ、サンパウロ市で県系人の世界大会が開かれた。 数えてみると、昨年からブラジルで同種の世界大会・会合が開かれるのは、山口、岩手、沖縄に続き四県目。ブラジルだけでなく、昨年は米国で福岡、日本で滋賀県もそれぞれ実施している ...
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ニッケイ新聞 2008年10月21日付け エストニアで十一、十二日の両日行われた第十七回世界相撲大会。今回の大会には、日本で相撲をとっていた元力士が三人参加していたという。最近では、世界大会への参加国が三十カ国にものぼり、レベルも年々上昇してきているという。近年の強豪国はロシア、グルジア、モンゴル、ポーランドなどだという。日本 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月21日付け 犯罪を繰返す人は脳に欠陥ありというが、サンパウロ州の母親が暴力行為を繰返す息子の脳の手術を要求し、注目されている。手術によって暴力性が薄れることは実証済みというが、手術を施す必要があるかなどが是非を決めるかぎとなりそう。「息子が精神病院入院となるより、自分の傍らにいてくれる方が良い」と ...
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ニッケイ新聞 2008年10月21日付け 数ヶ月前に先輩から旧制高校の話を書いた本を2冊借りて読む。戦後教育を受けた遯生にとっては、東京の1高や京都3高の寮歌を歌う程度であり、旧高校生の勉強ぶりや志の高さはよく知らない。かなり破目を外し暴れもしたらしいけれども、語学も達者で難解な哲学書を独仏語などの原書に接し仲間で激しい議論も ...
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ニッケイ新聞 2008年10月21日付け ブラジルの民間信仰・呪術として知られるマクンバ。これが日本のブラジル人が行っているというニュースがこのほど民報で放映されたようだ。インターネット上で様々な動画を共有して閲覧できる「ユーチューブ」というサイトにこれが載っている。 それによると、滋賀県湖南市の公園内で、首の無い鳥の死骸が ...
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