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コラム

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年7月29日付け  噂話で、コロニアの古い作家たちの作品(小説)を日本の純文学系雑誌が「活字にする」と聞いた。ここでも「移民百周年を経て…」という契機を感じる。  日本の出版社に、マイナーの作家に光を当てる――という表現があるらしい。マイナーというのは、「少数派の」や「二流の」といった意味があるが、コロニア ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年7月26日付け  愛知県が行った外国人児童生徒の日本語学習意向調査は興味深い。児童生徒の約半分が「日本生まれ」というのも実に印象的な数字だが、その他にも気になる結果がある。家庭内で使う言葉は「日本語だけ」と「日本語が多い」を合わせて約一〇%だが、「母国語が多い」は二九・六%、「母国語だけ」は二三・〇%もあ ...

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東西南北

ニッケイ新聞 2008年7月26日付け  抗炎症剤Prexige一〇〇mgの販売禁止を受け、製薬会社Novartisによる商品の回収と消費者への払戻しが始まった。飲み残しの薬のある場合、薬と外箱を持って最寄りの薬局へ行けば、一錠でも払戻しをしてくれるという。      ◎  ポルトガル語を公用語とする八カ国の首脳会議が開かれてい ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年7月26日付け  ナチを率いたヒトラーのホロコーストは20世紀最大の汚点とされ今も非難される。何しろ600万ものユダヤ人を虐殺した歴史的な大スキャンダルだし弁解の余地はない。ロシア帝政の反ユダヤ主義もかなり強くボグロムという大量殺害や破壊活動が盛んであったのも事実だし、現在でも民族抗争は多い。チベットもだ ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年7月26日付け  「『日本食がいい』とよく言われているけれど、何に対してもなぜそうなのかを考えないと」と話すのは、料理研究家の安本静子さん。これは炎天下の中、農業に従事した移民たちや発育途中の子供たちなど、年代や仕事にあわせた食事があることを意味しての発言。  そう、先人が一から作り上げてきたブラジルでの ...

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東西南北

ニッケイ新聞 2008年7月25日付け  サンパウロ州の幹線道路アニャングエラの名の意味を訊かれ、「幽霊、古い悪魔、体から離れた霊」などと答える人は、先住民言語に明るい人といえるが、八月に先住民言語を語源とする三万語を集めた辞書が発行される。学術的というより、好奇心で編纂したというボツカツ生まれのシアラジア氏は、麻酔医で、オウリ ...

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東西南北

ニッケイ新聞 2008年7月25日付け  EXPOSTAR社の控訴により振り出しに戻った県連への二十一万レアル追加請求訴訟。二十三日夕方に開かれた県連執行部会議でもこの件が話し合われ、〃受けて立つしかない〃との結論に達したという。二~三年の長期にわたる可能性も出てきた同訴訟。県連では一審の弁護費用を同社に請求することについて弁護 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年7月25日付け  本紙にときどき掲載(日本における記事の転載)される料理のページについて、注文があった。材料名が理解できない、というのである。つい最近は、七十三歳の二世男性が便りを寄せた▼年金生活者になってから、ときどき、妻の邪魔をしながら台所に立つようになった、と前置きし、「材料のところに分らないカタカ ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年7月25日付け  天候にも恵まれ、無事終わった日本祭。当コラムで同テーマが三日続くが、コロニア最大の行事だけに御容赦願いたい。  その要ともいえる郷土食は、(1)ヤキソバ、テンプラなど大衆迎合派(2)ほうとう、辛子蓮根など純日本追及派(3)日本のインスタント食をそのまま調理するだけの直輸入合理派の三つに分 ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年7月24日付け  なぜ世界のメディアが百周年を報じたか? ブラジルメディアの報道の多さに引っ張られたのかもしれない。これほど関心が集まったのは、洋の東西を超えた異文化接触の成功例として、日本移民はその先駆けであったからだろう。言葉を代えれば、世界が注目するほど先駆移民は苦労したともいえそうだ。それが世界的 ...

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